■古今亭圓菊(二代目)明烏
明烏(あけがらす)は、落語の演目の一つ。新内節の「明烏夢泡雪」を下敷きにしており、内容がそっくりそのまま吉原へのいわば「入門テキスト」になっている。
かつて八代目桂文楽(黒門町の師匠)が得意ネタにし、高座にあがると「待ってました、黒門町!明烏!」の声があちこちからかかるほどであった。
源兵衛が甘納豆を食べる場面では、寄席の売店で甘納豆が売り切れたというエピソードが残る。大真打がトリで演じる大ネタとされている。
なお8代目文楽は8代目司馬龍生に稽古をつけてもらったという。
★聞き比べ 志ん朝の『明烏』
⇒ http://rakugo-channel.tsuvasa.com/4453
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