★古今亭志ん朝(十八番)愛宕山
戦前、このネタを得意としたのが3代目三遊亭圓馬であった。
大阪出身で江戸で長らく修業したこともあり、江戸弁と上方弁とを自由に使い分けることができた。
「愛宕山」では東京から来た旦那、京都弁の芸妓、大阪弁の幇間と3つの異なる言葉を見事に演じ分け、奇蹟のような芸であった(近年は古今亭菊之丞がこの形で演じている)
桂文楽(八代目)にこのネタを教えたのも圓馬である。
なお文楽は戦後10代目金原亭馬生に稽古を付け、馬生はその後膝を悪くし、やらなくなってからは実の弟の3代目古今亭志ん朝に稽古を付け、志ん朝の十八番になった。
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