★桂小南(二代目)田楽喰い(ん廻し)
ん廻し(んまわし 別題:運廻し)の後半部分の噺。通しで演じられることは少ない。
前半は寄合酒、後半は田楽食い(でんがくぐい)の演題で独立して演じるのが通例となっている。
あらすじ
暑気払いで、兄貴分が貧乏な長屋の連中を集め、豆腐屋から木の芽田楽を届けさせ皆の衆にふるまおうとする。
ただ食うだけじゃ芸がないってんで『隠し芸』でもやってもらおうじゃねえかということになる。
ところが、おなぐさみ程度の芸で面白くもなんともない。そこで兄貴分、思いついたのが『ん廻し』
言った言葉の中含まれる『ん』の数だけ、田楽が喰えるというお遊び。
大した芸もできない連中だが、この時とばかり『ん』の付く言葉を連発するのだが……
二代目桂小南師匠の珠玉の一席をお楽しみ下さい。
木の芽田楽(豆腐田楽)
[PR]
こちらの演目もどうぞ
関連記事
-
-
★桂小南(二代目)愛宕山・雛鍔(ひなつば)・七度狐・正月丁稚・運廻し(ん廻し)
あらすじ とあるご主人、仕事から帰ってまいりまして、女将さんとの、いつもの会話。 …
-
-
★桂小南(二代目)眼鏡屋盗人
東京では『めがね泥』
-
-
★桂小南(二代目)いかけや
https://youtu.be/MghlBqV9A70 あらすじ 道端で火を起 …
-
-
★桂小南(二代目)夢八(夢見の八兵衛)
あらすじ しょっちゅう夢ばっかり見ている八兵衛こと夢八のもとに、甚兵衛が来て 「 …
- PREV
- ★古今亭志ん生(五代目)子別れ
- NEXT
- ★柳家小さん(五代目)三人無筆(さんにんむひつ)