【落語チャンネル】 ネット寄席

落語動画・音声まとめデータベース/世界に誇る日本の伝統芸能 落語ワールドをご堪能下さい

*

■三遊亭圓歌(三代目)電報違い

      2017/06/18

Sponsored Link

Sponsored Link

日本橋石町(こくちょう)の生薬屋(きぐすりや)の旦那と出入りの職人の新太が、一生に一度は行っておかねばならないと言われているお伊勢参りをした。
伊勢神宮の内宮、外宮を参拝して熱田神宮にもお参りをした。
宿をとっていた名古屋の旅館を引き払い夜8時の夜行で東京に帰る道すがら、医者の息子の半七とお寺の娘のお花が飛び込み心中をしようとしているところに出くわす。

どっちがお花を抱きかかえて引き留めるかの一悶着の後、帰京を一日延ばして二人を連れて泊まっていた宿に引き返す。二人に聞けば品川に住んでいて親同士の仲が悪く一緒になれないのだという。
店の者が翌朝の帰りを出迎えに行ったら可哀相とのことで旦那はシンさんに「アスアサカエレン」とだけ電報を打つように言いつける。30銭だと言ってお金を渡す。

初めて電報を打つシンさんの郵便局での脱線ぶりがこの噺の一つの山場。大正の初めの鉄道事情と電信事情の時代背景を想像しながら聴くところ。
電報を打つ理由を伊勢参りの端から心中を引き留めるところまでの一部始終を話したり、差出人も入れた30文字の残りの3文字に初電報の記念に「シンタ」を入れてくれとせがんだり、シンさんのおしゃべりが長くなって17時を過ぎてしまって60銭になるところをおまけして貰ったり。

その晩に安城付近で汽車が正面衝突をしたという号外が翌日に出て、それを見て心配をしている店にその電報が届いて大騒動になる。
と、そこにシンさんだけが戻ってきて

「旦那はどうした」

「旦那は品川のお寺に廻っている。」

Sponsored Link

 - 三遊亭圓歌(三代目) ,

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

  関連記事

enka三遊亭圓歌
■三遊亭圓歌(三代目)我孫子宿(あびこやど)

あらすじ 我孫子屋という安宿の番頭、酒が好きで客の前で飲んではならないと命じられ …

enka三遊亭圓歌
■三遊亭圓歌(三代目)中沢家の人々

『中沢家の人々』(なかざわけのひとびと)とは3代目三遊亭圓歌作の新作落語。圓歌( …

enka三遊亭圓歌
■三遊亭圓歌(三代目)浪曲社長【三部作 Vol.003】

三部作 ①授業中(山のあな) ②月給日 ③浪曲社長

enka三遊亭圓歌
三遊亭圓歌(三代目)授業中(山のあなた)【三部作 Vol.001】

昭和23年作、昭和25年発表の創作落語。 1982年の音源(当時53歳) 三遊亭 …

enka三遊亭圓歌
三遊亭圓歌(三代目)昭和の噺家

落語 「昭和の噺家」 三遊亭圓歌

enka三遊亭圓歌
■三遊亭圓歌(三代目)国鉄漫談

三遊亭圓歌 国鉄漫談

enka三遊亭圓歌
三遊亭圓歌(三代目)昭和の名人たち

落語 三遊亭圓歌 昭和の名人たち

enka三遊亭圓歌
三遊亭圓歌(三代目)月給日【三部作 Vol.002】

1980年頃の音源 三部作 ①授業中(山のあな) ②月給日 ③浪曲社長