古今亭志ん生(五代目)ふたなり
『ふたなり』は古典落語の演目の一つ。ふたなり(二形・半陰陽)をテーマとしている。
上方では三代目桂米朝、四代目桂文紅などが主な演者。江戸版では地名などが変更されている。
金に眼がくらんで態度が変わる親爺の因業さや嫌なことを人に押し付ける若い者など、人間の業が生き生きと描かれている。
前半部の親爺と若い者のやり取り、中間部の親爺と娘との会話、後半部の書き置きを読むくだりのおかしさなど起伏に富んだストーリーで、東西ともによく演じられる。
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