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■桂枝雀(二代目)春風屋

      2019/05/22

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年が明けてめでたいことじゃ。こんな時には酒に限る。ちらちら降り出したな、雪見酒。たまにこうして降ってくれるとありがたいもんじゃな。くー、うまい。

寒さが去ると春先になる。

春風屋~春風屋~ひと吹き十銭。
春風ひと吹き十銭でございます。そこへなんでしたら桜の風、桃の風、梅の風を入れていただくともう二銭。

あったかい風が吹いてきたなあ。二銭出したら梅、桃、桜の風・・・
おー、吹き出したな、いいもんや。

こうしていると五月、五月晴れだ。

五月晴れ屋~五月晴れ屋~。
ひとはり十銭。五月晴れ屋~。

ひとはりたのむで。

あとに二銭だしていただくとうすぐもをつけますが。

またかいな、それたのむわ。

ほんにあそこにうすいうすぐもがかかってはる。
五月鯉のぼり・・親の、子へのねがいやそうだ。ありがたいこっちゃなあ。

しとしと降ってきたがな。うっとうしい、だがこれも人間の勝手や。

あついなあー。かなわんなー。
ここらでひと降り欲しいなあ。

夕立屋~ひと降り十銭・・・ひと降り十銭~

夕立ち屋、ひと降りたのむで、なんでも十銭かい

あと二銭付けますとかみなり、稲光をお付けいたします。

ほら、降ってきよった。
すごいなあ、あー、びっくりした。でもスっとしたな。ここらでもういっぱい飲まないかんな

ぼちぼち秋をむかえるか。うちにいてもしょうない。あー名月や。ほほにあたるかぜがたまらんな。

名月屋~、名月屋~。 あーほほにあたるかぜがすずしいな。お、名月屋がならんではる。

大、小いろいろありまする 極小もあります。

中にしておいてもらおうか。

この月に影をちょっとあしらうと二銭です。
お持ち帰りでございますか?

いやいやこっちであげてもらおうか。

のぼった・・はー、りっぱんもんやな。やっぱり、素人があげるのんと玄人ではちがうな。
月月に月見る月は・・・
名月をとってくれろと泣く子かな・・・

おう、除夜の鐘か、もう一年ったんやな、月日の経つのは早いもんや。ぼちぼち商売にでよか。

初日の出屋~、初日の出屋~・・・ひともり十銭。もう二銭だしていただくと若水をおつけいたします・・・・。

[出典:http://blogs.yahoo.co.jp/trickstar2003jp/53762755.html]

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