【落語チャンネル】ネット寄席

落語動画・音声まとめデータベース/世界に誇る日本の伝統芸能 落語ワールドをご堪能下さい

*

古今亭志ん朝/堀の内

   

Sponsored Link

堀の内(堀之内)は古典落語の演目の一つ。粗忽(あわて者)を主人公とした小咄をいくつもつなげて一つにしたオムニバス形式の落語であるため、噺家によっては最後までやらずに途中でサゲることも多い。

上方落語、いらちの愛宕詣り(いらちのあたごまいり)が東京に移植されて『堀の内 』の題で演じられる。

あらすじ

あわて者の熊五郎は、自分のそそっかしい癖を信心で治そうというかみさんの提案で「堀の内の御祖師様」へ毎日お参りに行くことにする。しかし、そそっかしい男が行くまでの間にトラブルを引き起こさないわけもなく、自分がどこに行くのかを人に尋ねたり、落ち着こうと他人の家に勝手に上がりくつろいでから道を聞くようなトンチンカンな行動に出る。

そんなトラブルを起こしつつもようやく堀の内の御祖師様に着いて、いよいよお参りをしようとするが、あろうことか財布ごと賽銭箱へダイブ…この件は賽銭の前払いにしてもらうとして済ませ、腹も減ったことということで今朝かかあに持たされた弁当を頂くことにするが、風呂敷と思っていたのはかかあの腰巻き、弁当だと思っていたのはマクラだということに気づき、空腹の苛立ちもあり、急いで帰宅し、かかあに怒鳴りつける…が、何故かかかあは笑っている。その理由を問うと、入るべき家を間違えて別の家のかかあに怒鳴りつけてることを教えられ、急いで謝罪を…自分のかかあにしてしまう。事の成り行きを聞いたかかあは呆れかえる。

気を取り直して息子の金坊と湯に行こうとするが、おんぶしようとする金坊がやけに重い…と思っていたらかかあだったという一ボケをまたかましつつも湯屋について服を脱ごうとするがなぜか店の者が嫌がる。
それもそのはず、入るべき湯屋の隣の床屋に入ってしまっていたのだから…
そんなドッタンバッタン劇を繰り返しつつ、湯に入って金坊の背中を流そうとするが見ると入れ墨がされている…と思えば別人のヤクザだった。
ここまでミスが重なると熊も息子に八つ当たり気味に苛立ってくるが、今怒ってもしょうがないのでとりあえず背中は流してやることにする。
ところがいつまで洗っても金坊の背中が途切れない…と思っていると、気づくと湯屋の羽目板を洗っていたのであった。

Sponsored Link

 - 古今亭志ん朝 ,

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

古今亭志ん朝 夢金

夢金(ゆめきん)は古典落語の演目の一つ。 原話は、安永2年(1773年)に出版さ …

古今亭志ん朝 三枚起請(さんまいきしょう)
古今亭志ん朝/首ったけ
古今亭志ん朝/紙入れ

別題:紙入れの間男/紙入れ間男/紙入間男 原話は安永三年の「豆談義」 明治時代の …

古今亭志ん朝 浜野矩隨

★聴き比べ ⇒ 古今亭志ん生 浜野矩隨

古今亭志ん朝 芝浜

志ん朝のハッピーエンド芝浜 どのCDを聴いても外れがない古今亭志ん朝。この芝浜も …

古今亭志ん朝 富久

あらすじ 夜半日本橋横山町の元の旦那越後屋さんが火事だという。急いで駆けつけると …

古今亭志ん朝 文七元結

あらすじ 腕は良いが博打に嵌って大きな借金を作った左官の長兵衛が家に帰ると、娘の …

古今亭志ん朝 ぞろぞろ

浅草田んぼの真ん中に、太郎稲荷という小さな社があった。 今ではすっかり荒れ果てて …

古今亭志ん朝/寝床

あらすじ ある商家のだんな、下手な義太夫に凝っている。 それも人に聴かせたがるの …