【落語チャンネル】 ネット寄席

落語動画・音声まとめデータベース/世界に誇る日本の伝統芸能 落語ワールドをご堪能下さい

*

古今亭志ん生(五代目)一眼国

   

Sponsored Link

両国界隈には、多くの商人や見世物小屋が林立しており、インチキも多かった。
人の子を食らう鬼娘とか、大ウワバミとか。

新しいネタを探している見世物小屋の主が、全国を歩いている六部に何か珍しいものを見たことがないかと尋ねる、
「江戸から北へ百四五十里ほど、広い野原の真ん中の大きな榎木の近くで一つ目小僧を見たことがある」と。

丁重に礼を言って旅支度、主がその場所を訪ねて探していると、夕刻近くに、一つ目の女の子を見つけて、小わきに抱えて捕まえた。

早速、江戸に連れて帰ろうと思ったら、「キャー」と叫ばれた途端に早鐘が鳴り、どこから出て来たのか、周囲を人にとり囲まれて逆に捕まってしまった。

小僧の親や役人と思しき連中を見ると、みんな一つ目だった。
なんと一つ目の国に迷い込んでしまった。

「やや、ご同役、こやつ目が二つあるよ」

「調べはあとじゃ、早速見世物小屋へ出せ」

Sponsored Link

 - 古今亭志ん生(五代目)

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

  関連記事

志ん生74歳sinshokokon
古今亭志ん生(五代目) 黄金餅

『黄金餅』(こがねもち)は、古典落語の演目である。 自分の死後に財産が他人に渡る …

古今亭志ん生(五代目)kokonteisinsyo
古今亭志ん生(五代目) 五人廻し

関東の遊郭には「廻し」という制度がある。 一人の遊女が一度に複数の客の相手をする …

古今亭志ん生(五代目)kokonteisinsyo
古今亭志ん生(五代目) 氏子中(町内の若い衆)

あらすじ ・氏子中(うじこじゅう) ある日、商用で出かけた亭主が出先から帰宅する …

古今亭志ん生(五代目)kokonteisinsyo
古今亭志ん生(五代目) 六尺棒

(サゲまであるスタジオ録音盤) 六尺棒(ろくしゃくぼう)は、古典落語の演目の一つ …

古今亭志ん生(五代目)kokonteisinsyo
古今亭志ん生(五代目) つるつる*

八代目桂文楽が、それまでこっけい噺としてのみ演じられてきたものを、幇間の悲哀や、 …

古今亭志ん生(五代目)kokonteisinsyo
古今亭志ん生(五代目) 和歌三神(わかさんじん)

俳諧の師匠が、雪が降ったので権助を連れて、向島へ雪見に行く。 酒持参でどこかで飲 …

古今亭志ん生(五代目)kokonteisinsyo
古今亭志ん生(五代目)心中時雨傘(上・下)

あらすじ 根津権現の祭りは勇壮だった。 祭りの準備で屋台が出て、その上根津の遊廓 …

古今亭志ん生(五代目)kokonteisinsyo
★古今亭志ん生(五代目)子別れ(上・中・下)

子別れ(こわかれ)は古典落語の演目の一つ。 柳派の初代春風亭柳枝の創作落語で、3 …

古今亭志ん生(五代目)kokonteisinsyo
古今亭志ん生(五代目)そば清

別題:蕎麦の羽織/蕎麦の清兵衛 東京の3代目桂三木助が、『蛇含草』の登場人物と主 …

志ん生74歳sinshokokon
古今亭志ん生(五代目) 中村仲蔵

あらすじ 明和3(1766)年のこと。 苦労の末、名題に昇進にした中村仲蔵は、「 …