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古今亭志ん生(五代目)紙入れ

   

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解説

間男噺で『風呂敷』とよく似ている。やり方によっては艶笑的になるが、それが嫌いな志ん生は、艶笑噺にしていない。それでも『風呂敷』が好きだったと見えて、この噺はホール落語だけで、放送では一度もやっていない。

[出典:志ん生全席落語事典/保田武宏]

武藤禎夫「定本 落語三百題」解説より

紙入れ(かみいれ)は、古典落語の演目の一つ。
いわゆる「艶笑落語(バレ噺)」であり、原話は安永三年の「豆談義」に収録されている「かみいれ」

あらすじ
貸本屋の新吉は出入り先のおかみさんに誘惑され、旦那の留守中にせまられていた。
そんな時にいきなり旦那がご帰宅、慌てた新吉はおかみさんの計らいで辛うじて脱出に成功する。
もうやめようと決意する新吉だったが、旦那からもらった紙入れを、現場に忘れてきた事に気づく。
しかも、紙入れの中にはおかみさん直筆の『遊びにいらっしゃい』という手紙が入っている――絶体絶命である。

焦った新吉は逃亡を決意するが、ともかく先方の様子を探ろうと、翌朝再び旦那のところを訪れる。
出てきた旦那は何故か落ち着き払っている。変に思った新吉は、「他の家の出来事」と称して昨夜の出来事を語ってみるが、旦那はまるで無反応。
ますます混乱した新吉が考え込んでいると、そこへ浮気相手のおかみさんが通りかかる。
旦那が新吉の失敗を話すと、おかみさんは「浮気するような抜け目のない女だよ、そんな紙入れが落ちていれば、旦那が気づく前にしまっちゃうよ」と新吉を安堵させる。
旦那が笑いながら続けて「ま、たとえ紙入れに気づいたって、女房を取られるような馬鹿だ。そこまでは気が付くまいて」

上方でのサゲ
江戸落語では「そこまでは気が付くまいて」でサゲとなるが、上方ではおかみさんが「その阿呆の顔を見てみたいわ」と言うと、旦那が自分の顔を指差して「ここにおるで」。
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