古今亭志ん朝/真景累ヶ淵(豊志賀の死)
あらすじ
1793年、根津七軒町に住む富本の師匠豊志賀は、出入りの煙草屋新吉と年が離れているがいい仲になる。
実は豊志賀は宗悦の長女-1794年、弟子の若いお久との仲を邪推したせいか、豊志賀の顔に腫物。これがどんどん腫れてくる-看病に疲れた新吉が、戸外でお久と出くわす。
2人で鮨屋の2階に上がると、急にお久の顔が豊志賀のようになる-びっくりしてお久を置き去りにして勘蔵の家に戻ると、重病の豊志賀が来ている。
駕籠に乗せて戻そうとすると、七軒町の隣人がやって来て、豊志賀が死んだという報せ。
駕籠にいるはずだと一笑に付して中をのぞくと無人-豊志賀は自害。
新吉の妻を7人まで取り殺すという遺書を見つける……
[PR]
こちらの演目もどうぞ
関連記事
-
-
古今亭志ん朝/三軒長屋
あらすじ 三軒長屋の両端に鳶の頭と剣術の楠木先生、真ん中には質屋の妾が住んでいる …
-
-
古今亭志ん朝/二十四孝
長屋の乱暴者の職人、三日にあけずにけんか騒ぎをやらかすので、大家も頭が痛い。 今 …
-
-
古今亭志ん朝/火焔太鼓
江戸時代から伝わる小さな噺を、明治末期に初代三遊亭遊三が少し膨らませて演じた。こ …
-
-
■古今亭志ん朝/反魂香(高尾)
『反魂香』(はんごんこう)または『高尾』(たかお)は古典落語の演目の一つ。原話は …
-
-
古今亭志ん朝/花色木綿(出来心)
あらすじ ドジな駆け出しの泥棒。 親分に、「てめえは素質がないから廃業した方がい …
-
-
【親子リレー落語】 古今亭志ん生・志ん朝・金原亭馬生【富久】
【親子リレー落語】古今亭志ん生・古今亭志ん朝・金原亭馬生【富久】 親子三人による …
-
-
古今亭志ん朝/堀の内
堀の内(堀之内)は古典落語の演目の一つ。粗忽(あわて者)を主人公とした小咄をいく …
-
-
古今亭志ん朝/大工調べ
あらすじ 大工の与太郎は、住んでいる長屋の家賃を滞納していたために、大家から商売 …
-
-
古今亭志ん朝/お化け長屋
長屋に一軒の空き家があり、みんなで物置代りに使おうということで、誰かが借りに来た …
-
-
古今亭志ん朝/二番煎じ
原話は、1690年(元禄3年)に江戸で出版された小咄本『鹿の子ばなし』の「花見の …
- PREV
- 【リレー落語】三遊亭圓生~林家正蔵【真景累ヶ淵】
- NEXT
- 三遊亭圓生(六代目)真景累ヶ淵【完全版】