【落語チャンネル】ネット寄席

落語動画・音声まとめデータベース/世界に誇る日本の伝統芸能 落語ワールドをご堪能下さい

*

桂枝雀(二代目)替り目

   

Sponsored Link

あらすじ

ぐでんぐでんに酔っぱらって、夜中に帰ってきた亭主。
途中で車屋をからかい、家の門口で梶棒を上げさせたと思ったら、もう下りた。
出てきた女房はハラハラし、車屋に謝って帰ってもらうと、ご近所迷惑だからいいかげんにしとくれと文句を言う。
亭主、聞かばこそ、てめえは口の聞きようが悪い、寝酒を出さないから声が大きくなると、からむ。
しかたなく酒を注ぐと、今度は何かサカナを出せと、しつこい。

「何もありません」
「コウコがあったろう」
「いただきました」
「佃煮」
「いただきました」
「納豆」
「いただきました」
「干物」
「いただきました」
「じゃあ……」
「いただきました」

うるさくてしかたがないので、夜明かしのおでん屋で何か見つくろってくるからと、女房は出かける。
その間に、ちょうどうどん屋の屋台が通ったから、酔っぱらいのかっこうの餌食に。

ずうずうしく燗を付けさせた挙げ句、てめえは物騒ヅラだ、夜遅くまで火を担いで歩きやがって、このへんにちょくちょくボヤがあるのはてめえの仕業だろうと、からむので、うどん屋はあきれて帰ってしまう。

その次は、新内流し。

むりやり都々逸(どどいつ)を弾かせ、どうせ近所にびた一文借りがあるわけじゃねえと、夜更けにいい気になって「恋にこがれーてー、鳴く蝉よりもォ……」
と、うなっているところへ女房が帰ってくる。

ようすを聞いてかみさん、顔から火が出た。

外聞が悪いので、うどん屋の荷を見つけると、「もし、うどん屋さーん」

「……おい、あそこの家で、おかみさんが呼んでるよ」
「へえ、どの家で?」
「あの、明かりがついてる家だ」
「あっ、あすこへは行かれません」
「なぜ?」
「今ごろ、お銚子の替り目時分ですから」

(変わり目・替わり目)

Sponsored Link

 - 桂枝雀(二代目) , ,

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

■桂枝雀(二代目)茶漬えんま

  え~、一席聞ぃていただきますが「茶漬けえんま」といぅお噺で、新作なんです。今 …

桂枝雀(二代目)親子茶屋(夜桜)

親子茶屋(おやこぢゃや)は古典落語の演目の一つ。 上方落語の演目である。『滑稽噺 …

桂枝雀(二代目)親子酒

親子酒(おやこざけ)は、古典落語の演目の一つ。 原話は上方の初代露の五郎兵衛が宝 …

桂枝雀(二代目)さくらんぼ(頭山・あたま山) 超貴重な音源

頭山(あたまやま)は落語の演目の一つ。「頭山」は江戸落語での名称で、上方落語では …

■桂枝雀(二代目)緊張の緩和理論と笑いの分類

笑いとは何か? 桂枝雀が語る『笑いの分類』上岡龍太郎との対談 大変貴重な動画です …

桂枝雀(二代目)はてなの茶碗(茶金)

はてなの茶碗(はてなのちゃわん)は、上方落語の演目の一つ。東京では「茶金」の名で …

桂枝雀(二代目)あくびの稽古(あくび指南)

『あくび指南』とは古典落語の演目の一つである。主な噺家は柳家小せんなどがいる。

桂枝雀(二代目)佐々木裁き(佐々木政談)

あらすじ 大坂西町奉行佐々木信濃守が市中の見回りをしていると、安綿橋橋詰の住友の …

■桂枝雀(二代目)持参金

持参金(じさんきん)は、落語の演目の一つ。落語によくある、結婚がらみの話ではある …

桂枝雀(二代目)夏の医者

「夏の医者」(なつのいしゃ)は、古典落語の演目の一つ。 原話は、明和2年(176 …