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柳家さん喬/白ざつま(菊江の仏壇)

   

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ある大店の若旦那、清之介は道楽者で親旦那も困り果てていましたが、ふと見かけた商家の娘に一目ぼれし、どうしても嫁にしたいと聞きません。
倅思いの親旦那、人を立てて先方に申し入れをしますが若旦那の道楽は先方にも知れていて断られてしまいます。それでもどうしても諦められない清之介の為に親旦那は再度人に頼んで、ようやく嫁にもらうことが出来ました。
清之介、最初の内は妻、お若にぞっこんで遊びも止んでいましたが、三月ほど経つと、親旦那の代わりに同業者の寄り合いに出たのをきっかけにまた茶屋遊びの癖が出て家にも寄り付かなくなってしまいます。
やがてお若は病で床に就き、実家に帰って療養することになります。
ある日、めずらしく家にいる清之介に親旦那が説教しますが、そんな折、お若の実家から容態がよくないと知らせがあり、清之介も連れて行こうとしましたが聞かず、親旦那だけ小僧をつれて先方に見舞いに行きます。
出掛けに、番頭に今夜だけは清之介を外に出してはならない、出したら奉公人全部暇を出すと、きつく言いつけます。
清之介、予想どうり外に遊びに出ようとしますが、番頭が必死で引き止めます。番頭の弱みも握っている清之介、外に出る代わりに今ぞっこんの芸者、菊江を家に呼ぶことで折り合いが付きます。
菊江を呼びに店のものを使いに出しますが、菊江は支度に時間がかかる女だから、直ぐに出られないといっても首に縄をかけて連れて来い、と指示する清之介。
店は清之介の発案で早仕舞いにして、みんな好きなものをそういって(そういう:落語に良く出てくる言い回しで料理を取るときに使われる)酒盛りになります。

清之介、番頭の勺をうけて飲みながらもふっと目が宙をさまよい、楽しんでいない様子、心のどこかにはお若を思う気持ちがあるのでしょう。
そこへ駕籠で菊江が到着、せかされて出てきたので髪は洗い髪のまま、髷も結わず束ねただけ、着物も浴衣のような白ざつまです。
清之介、すぐに三味線をつなげて(組み立て式の折れ三味線でしょう)弾くようにいい、宴会は盛り上がります。

親旦那、お若が亡くなり店に帰ってきますが、町内のどこかで宴会をしていると思ったら自分の店、表戸をどんどん叩いて帰ったことを大声で告げます。
店の中は大慌て、料理や酒を隠し、菊江も何処かに隠れさせようと店の奥の親旦那が大切にしている大きな御厨子(仏壇)の中へ隠します。

店に入った親旦那、店のものに小言はもちろんですが、清之介にお若が亡くなった事を告げ、せめてお若に線香でも上げて冥福を祈るようにと奥の仏間に行きます。
清之介が必死で止めるのも聞かず御厨子の扉を開けますと、中に白装束で洗い髪の女が...
「どうか迷わず成仏しておくれ」「はい、私も早く消えとうございます」

[出典:http://rakugofan.blog29.fc2.com/blog-entry-45.html]

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