【落語チャンネル】ネット寄席

落語動画・音声まとめデータベース/世界に誇る日本の伝統芸能 落語ワールドをご堪能下さい

*

★柳家小三治(十代目)金明竹(きんめいちく)

      2022/07/08

Sponsored Link


あらすじ

店番をしていた小僧が知らない人に傘を貸したので主が注意をする。
貸し傘がありましたが、長雨で骨と紙がバラバラになり、物置に積んであるのでお貸しで来ませんと断れと。

次に、近所の人が鼠が出たから猫を貸してくれと頼みに来た。
小僧は教わった通りに、貸し猫がありましたが、長雨で骨と皮がバラバラになり、物置に積んであるので貸せませんと断った。

これを聞いた主がまた注意をした。
そういうときは、猫が一匹おりましたが、どこかで悪いエビの尻尾でも食ったらしくて腹を下したので、マタタビを嘗めさせて寝かしておりますからお貸しで来ませんと。

今度は客が来た。
見立てて貰いたい物があるので、旦那の顔を貸して欲しいと。
小僧は、旦那が一匹おりましたが、どこかで悪いエビの尻尾でも食ったらしくて腹を下したので、マ
タタビを嘗めさせて寝かしておりますのでお貸しできませんと断った。

旦那は
「それじゃ、まるで猫だよ」

※『落語400文字ストーリー』より引用
http://mengjian.blog104.fc2.com/

Sponsored Link

 - 柳家小三治(十代目)

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  関連記事

★柳家小三治(十代目)かんしゃく

落語 「かんしゃく」 柳家小三治 『かんしゃく』は落語の演目。 三井財閥の一族で …

★【リレー落語】蒟蒻問答 柳家小さん・立川談志・柳家小三治【三人落語】

昭和41年(1966)年 柳家小さん(51歳) 立川談志(30歳) 柳家さん治( …

★柳家小三治(十代目)長者番付(うんつく酒)

あらすじ 江戸から遊山旅に出た二人連れ、村の茶店で飲んだ酒が、村を出ると酔いが醒 …

★柳家小三治(十代目)二人旅(ににんたび)

あらすじ 春先、お伊勢詣りに出かけた二人。 一人が遅れがち、聴くと、疲れて腹が減 …

★柳家小三治(十代目)宗論(しゅうろん)

宗論(しゅうろん)は、古典落語の演目の一つ。大正期に益田太郎冠者によって作られた …

★柳家小三治(十代目)野ざらし

落語 「野ざらし」 柳家小三治

★柳家小三治(十代目)ろくろ首(ろくろっ首)

あらすじ 与太郎が二十六歳になり、嫁が欲しいと相談を受けた叔父さんは、お屋敷のお …

★柳家小三治(十代目)小言念仏【十八番!!】

小言念仏(こごとねんぶつ)は落語の噺の一つ。 上方落語では「世帯念仏」とも呼ばれ …

★柳家小三治(十代目)ま・く・ら「あの人とっても困るのよ」

柳家小三治(十代目)まくら「あの人とっても困るのよ」 おまけ:まくらの一部 公演 …

★柳家小三治(十代目)出来心(花色木綿)

『出来心』(できごころ)は古典落語の演目の一つ。別名『花色木綿』、泥棒噺の一席に …