三遊亭金馬(三代目)万病円(まんびょうえん)
侍が湯船で褌を洗っていると、客から番台に苦情があがる。
侍は怖いが渋々とがめに行くが、侍は屁理屈をならべ、挙げ句には湯銭も払わずに出てしまう。
湯からの帰り道、侍は餅屋に立ち寄る。そこで小僧の言葉を逆手に取り、余分に餅を平らげ、これも銭もそこそこに立ち去ってしまう。
調子に乗った侍は古着屋へ行くが、ここでは逆にやりこめられてしまい、悔しい侍は江戸の仇を長崎でと向かいの紙屋へ入るが、ここでもうまくいかない。
ふと目に入ったのは、店に預かり置く2、3の薬。
「万病円」とした薬に言いがかりをつける……
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