【落語チャンネル】ネット寄席

落語動画・音声まとめデータベース/世界に誇る日本の伝統芸能 落語ワールドをご堪能下さい

*

三遊亭金馬(三代目)寝床

   

Sponsored Link

旦那が趣味の義太夫を語る会の準備を始めた。飲める人には酒と肴を、飲めない人にはお茶と羊羹を揃えて、座席の用意をさせる。
さて当日になって、何人集まるか番頭に聞くと、やれ無尽だお産だと誰も来ない。すっかり臍を曲げた旦那は「もう義太夫は語らない、その代わり長屋の住人は店を空けろ、店の者には暇を出すからみんな出て行け」と。
こりゃ困ったと知恵者が音頭を取って、旦那をなだめにかかる。「どうしても旦那さんの語りを聞きたい」とおだてられ、最初は渋っていた旦那が機嫌を直して会が始まった。
しばらくしたら客は次々と寝てしまった。これに気が付いた旦那は怒り出したが、小僧の定吉が一人だけ泣いている。
「おお、お前さんは義太夫が分かるんだね、どこが悲しかった、馬方三吉子別れかね」
「そんなとこじゃねぇ、あそこだ」
「あそこは、私が義太夫を語った床じゃないか」

「わたくしの、あそこが寝床でござんす」

[出典:https://addieworks.typepad.jp/rakugo/2012/04/三遊亭金馬三代目-寝床.html]

Sponsored Link

 - 三遊亭金馬(三代目)

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

三遊亭金馬(三代目)弥次郎

『弥次郎』(やじろう)は落語の演目の一つ。 原話は、安永2年(1773年)に刊行 …

三遊亭金馬(三代目) 錦の袈裟

あらすじ 町内の若者たちが吉原へ遊びに行くについて相談をした。 「質屋に何枚か質 …

三遊亭金馬(三代目)佃祭(つくだまつり)

佃祭(つくだまつり)は、落語の演目の一つ。 住吉神社の夏の祭礼で賑わう佃島を舞台 …

三遊亭金馬(三代目) 三軒長屋(上・下)

あらすじ 三軒長屋の両端に鳶のカシラと剣術の楠木先生、真ん中には質屋の妾が住んで …

三遊亭金馬(三代目)大師の杵(だいしのきね)

空海上人23歳の時、武蔵の国・橘郡(たちばなごおり)平間村、今の神奈川県川崎に来 …

三遊亭金馬(三代目)小言念仏

小言念仏(こごとねんぶつ)は落語の噺の一つ。 ストーリーのない、形態模写の要素が …

三遊亭金馬(三代目)子ほめ

子ほめは古典落語の演目の一つ。別題は『赤子褒め』。 原話は寛永五年、安楽庵策伝著 …

三遊亭金馬(三代目)道灌

聴き比べ ⇒ 古今亭志ん生(五代目)道灌

三遊亭金馬(三代目)花見の仇討

あらすじ 花見の嗜好で仇討ちの芝居をやって受けようじゃねえか、筋書きはこうだ。 …

三遊亭金馬(三代目) くしゃみ講釈

あらすじ デートの現場を、突然乱入してきた男にメチャクチャにされた主人公。 数日 …