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古今亭志ん朝 猫の皿

   

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滝亭鯉丈(りゅうていいりじょう)『大山道中膝栗毛』の『猿と南蛮鎖』を原話にした噺。
薄汚れた猿が、高価な南蛮鎖(金銀で装飾した鎖)でつながれていたのをみた男が、飼い主に交渉して南蛮鎖をだまし取ろうとする……
元は『猫の茶碗』だが、古今亭志ん生が茶碗を皿に変えたのが始まり。

★聴き比べ ⇒ 古今亭志ん生 猫の皿

あらすじ

骨董品を二束三文で買い叩いて儲けていた男が旅先で茶屋に立ち寄った。
茶屋には猫がいて、みればたいそう価値のある茶碗で飯を食っているではないか。
茶屋の主人は茶碗の価値をしらずに猫に使わせているのだろうと思い、男は主人を言いくるめて大金を出すので猫を売ってほしいと持ち掛け、ついでに猫の使っていた茶碗も頂いていきますと高価な茶碗を騙しとろうとする。
しかし主人は「その茶碗は高価なものなのでこちらを」と汚い茶碗を出してきた。
さあ困ったのが男。高価な骨董品が手に入ると思って金を出したのに手元にきたのは猫と小汚い茶碗。

高価だとわかっているならどうしてそんな茶碗を猫に使わせているのかと尋ねると
「こうして猫に使わせておくと、ときどき大金で猫を買い取ってくれるお方がいるんですよ」

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