【落語チャンネル】ネット寄席

落語動画・音声まとめデータベース/世界に誇る日本の伝統芸能 落語ワールドをご堪能下さい

*

三遊亭金馬(三代目)錦の袈裟

      2020/11/06

Sponsored Link

あらすじ

町内の若者たちが吉原へ遊びに行くについて相談をした。
「質屋に何枚か質流れの錦の布があり、『なにかの時は使っていい』と番頭に言われているので、吉原へ乗り込んでそれを褌にして裸で総踊りをしよう」と決める。
ところが、数が一枚足りない。仕方なく、与太郎には自分で工面させることにする。
与太郎は家へ帰って、女房に話す。

「行ってもいいが、うちに錦はないよ。じゃ、檀那寺の住職にお願いしておいで。『褌にする』とは言えないから『親類の娘に狐が憑いて困っております。和尚さんの錦の袈裟をかけると狐が落ちる、と聞いておりますので、お貸し願います』と言って借りてきなさい」

知恵を授けられた与太郎、寺へやってきてなんとか口上をして、一番いいのを借りることができたが、和尚さんから「明日、法事があって、掛ける袈裟じゃによって、朝早く返してもらいたい」と念を押される。

承知して帰宅。褌にして締めてみると、前に輪や房がぶら下がり、何とも珍しい形になる。
いよいよ、みんなで吉原に繰り込んで、錦の褌一本の総踊りとなる。女たちに与太郎だけがえらい評判。

「あの方はボーッとしているようだが、一座の殿様だよ。高貴の方の証拠は輪と房。
小用を足すのに輪に引っ掛けて、そして、房で滴を払うのよ」
「他の人は家来ね。じゃ、殿様だけ大事にしましょうね」
てんで、与太郎が一人でもてた。

翌朝、与太郎がなかなか起きてこないので連中が起こしに行くと、まだ女と寝ている。
与太郎「みんなが呼びにきたから帰るよ」
女「いいえ、主は今朝は返しません」
与太郎「袈裟は返さない…? ああ、お寺をしくじる」
*引用:http://www.dab.hi-ho.ne.jp/ensou/furrok/dijest2.html#dig29

Sponsored Link

 - 三遊亭金馬(三代目)

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

三遊亭金馬(三代目)権兵衛狸

権兵衛狸(ごんべいだぬき)は、落語の演目の一つ。 初めは東京のみで演じられていた …

三遊亭金馬(三代目)夏泥(置泥)

ある夏の夜、路地裏の貧乏長屋にコソ泥が侵入。 目をつけたのは、蚊燻しを焚きっ放し …

三遊亭金馬(三代目)浮世根問

浮世根問(うきよねどい)は古典落語の演目の一つ。元々は上方落語の演目である。 原 …

三遊亭金馬(三代目)相撲放送
三遊亭金馬(三代目)艶笑江戸小噺
三遊亭金馬(三代目)花見の仇討

あらすじ 花見の嗜好で仇討ちの芝居をやって受けようじゃねえか、筋書きはこうだ。 …

三遊亭金馬(三代目)佃祭(つくだまつり)

佃祭(つくだまつり)は、落語の演目の一つ。 住吉神社の夏の祭礼で賑わう佃島を舞台 …

三遊亭金馬(三代目) 近江八景

近江八景(おうみはっけい)は、古典落語の演目の一つ。 原話は、安永10年(178 …

三遊亭金馬(三代目)二十四孝(にじゅうしこう)

あらすじ 江戸のとある町に住む男(八五郎)は、たいへんな大酒飲みで、また同居して …

三遊亭金馬(三代目)狂歌家主

狂歌家主は、掛取万歳(かけとりまんざい)の一部。 ※上方落語では天下一浮かれの掛 …