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春風亭柳朝(五代目)錦の袈裟

      2018/12/01

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あらすじ

職人が六人で女郎買いに出掛けることになり、派手に振る舞って人気を集めようと、錦の褌で相撲甚句を踊ることにした。
用意した錦の生地は五枚しかない。与太郎は自分で調達することになり女房に相談すると、坊主の錦の袈裟を借りてくれば、褌に加工してやると指示を受け、狐憑きのお祓いのためと偽って錦の袈裟を借りてきた。
褌を締めてみたが、象牙の袈裟輪が前にぶら下がり邪魔になるが取る訳にも行かず、そのまま遊びに出掛ける。
廓の主が、揃いで錦の下帯を締めるとは、きっと華族に違いない、中でも白い輪を付けたのが殿様だろうと触れ込む。
一夜明けて、仲間の誰も花魁に相手にされず独り寝で過ごしたとぼやきながら、さっさと帰ろうと与太郎を探す。
与太郎は殿様と間違えられて大モテ。
布団から出ようにも、抱き付いて放してくれない。
「主ばかりは今朝(けさ)帰さない」
「袈裟(けさ)返さないとお寺で怒られる」
※『落語400文字ストーリー』より引用
http://mengjian.blog104.fc2.com/

プロフィール

5代目春風亭 柳朝(しゅんぷうてい りゅうちょう、1929年〈昭和4年〉10月29日 – 1991年〈平成3年〉2月7日)は、旧東京市芝区新橋出身の落語家。
本名、大野 和照(おおの かずてる)。
生前は落語協会所属。出囃子は『さつまさ』。

経歴

旧制正則中学在学中に、志願して海軍に衛生兵として入隊。
その後は職を転々とし、1950年3月、5代目蝶花楼馬楽(後の林家彦六)に入門し、小照を名乗る。
翌1951年に一旦は転職するも、翌1952年に再入門し、林家正太を名乗る。
翌1953年5月、二つ目に昇進し、照蔵に改名。
1962年5月、真打に昇進し、5代目春風亭柳朝を襲名する。

亭号が「春風亭」になったのは、師匠彦六が正蔵の名跡を一代限りの条件で7代目林家正蔵の遺族である初代林家三平より借り受けていたため、三平を配慮して、彦六は自分の弟子が真打に昇進した時は他の亭号に変えさせていたためである。

「春風亭」の名跡は落語協会にもあったが、8代目春風亭柳枝没後封印された。
そのため、彦六は日本芸術協会(現:落語芸術協会)会長6代目春風亭柳橋に面会し、柳朝を名乗ることの了承を得た。

1960年代はテレビ、ラジオでも顔を売り、7代目(自称5代目)立川談志、3代目古今亭志ん朝、5代目三遊亭圓楽と共に「落語四天王」と呼ばれた。
1972年、5代目柳家小さんが落語協会会長に就任すると同時に、同協会専務理事に就任。
後に常任理事に就任した。

1980年、2番弟子の春風亭小朝が36人抜きで真打昇進。
このことは当時の大ニュースとなり、柳朝は押しも押されもせぬ大幹部となる。
1982年1月、師匠彦六と死別。
同年12月には脳梗塞に倒れ、高座復帰も叶わぬまま、1991年2月7日に死去した。
享年61。

人物

林家彦六一門の総領弟子である。
弟弟子に2代目橘家文蔵、7代目春風亭栄枝、林家木久扇、5代目はやし家林蔵、3代目八光亭春輔、三遊亭好楽、3代目桂藤兵衛、林家時蔵、林家正雀、後に紙切りに転向した2代目林家正楽がいる。

7代目(自称5代目)立川談志の前座時代、談志に最も辛く当たった先輩であり、談志曰く「よく苛められた」らしい。
しかし、当の柳朝は「そんなに苛めたかな」と記憶になかった様子である。

『笑点』(日本テレビ)にも何回か出演した。
1979年の「師弟大喜利」では、弟弟子初代林家木久蔵(現:木久扇)の師匠役として出演した。
これは師匠彦六が旅行中で不在だったためである。
1981年の「師弟大喜利」では、師匠彦六は木久蔵の師匠として、柳朝は弟弟子林家九蔵(現:三遊亭好楽)の師匠役として参加した。
同年10月4日に放送された九蔵真打昇進披露にも出演した。

愛川晶の落語ミステリ『神田紅梅亭』シリーズの名探偵「山桜亭馬春」のモデルであり、出囃子なども踏襲しているが、年齢的には上にややずらして、60歳で脳梗塞に倒れて療養中の大名人として描かれている。

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