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★古今亭志ん生(五代目)浅井の化け物娘(本所七不思議・置いてけ堀)

   

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別題:おいてけ堀・本所七不思議 昭和41年録音
明治時代の雑誌「百花園」に、二代目禽語楼小さんが怪談噺の発端として「化け物娘」を載せている。志ん生はこの速記で覚えたらしいが、本所七不思議のひとつ、「置いてけ堀」に結びつけている。

※岡本綺堂の「置いてけ堀」という作品に、本所七不思議が並べられている。
放送ではやらず、ホール落語でたまにやったが、東京落語会では「置いてけ堀」、精選落語会では「本所七不思議」の題で演じた。

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oitekebori
『本所七不思議之内 置行堀』歌川国輝・画

あらすじ

本所の割下水(わりげすい)に住む、旗本浅井久之の娘は、小さいときに疱瘡にかかったうえに、囲炉裏に落ちて顔をやけどしてしまい二度と見られない顔になった。

年頃になるとますますひどい顔になり、浅井の化け物娘と評判になる。母親はそれを苦に自殺してしまった。

この浅井家に、傘屋の伊之助という若者が居候に来た。ある寒い晩、伊之助は寒いので一緒に寝た。親はあんな顔の娘だから何事も無いだろうと思っていたが、そこは男と女のこと、娘が妊娠してしまった。伊之助は困って、蕎麦屋をしている叔父の家に娘を連れて行き、そこへ娘をおいてどこかへ逃げてしまう。

娘は割下水へ身を投げて死ぬ。それから近所へ化けて出たという…

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