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三遊亭金馬(三代目)お血脈(おけちみゃく)

   

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『お血脈』は、釈迦牟尼仏から発し、阿弥陀如来から良忍により確立された融通念仏の継承者として歴代大勧進貫主が連なる『融通念仏血脈譜』という系図で、大勧進のみで授与されるものです。
『お血脈』を授与された皆様は仏の弟子として阿弥陀如来とご縁が結ばれることになります。

融通念仏は、1人の念仏も、あらゆる人の念仏も、互いにとけ合い、その功徳によって、極楽往生できるという考えの信仰です。

天明三年(1783年)、日本の災害史上最大級に被害を出した浅間山大噴火が起こった時、当時の善光寺別当大勧進住職である等順大僧正が群馬県嬬恋村鎌原に入り救済活動に取り組みました。

等順大僧正は悲しみ泣き叫ぶ被災者の心の平安を取り戻すため、融通念仏の信仰に基づく「お血脈」(融通念仏血脈譜)を新たに作成して、極楽浄土へ行くための御守として、被災者に授与しました。

災害が相次いだ時代、宗教宗派に関係なく授与された全ての人にご利益がある「極楽へのパスポート」である「お血脈」を求めて、全国から善光寺に参拝者が集まりました。

「お血脈」は等順大僧正一代で約180万枚が授与され、善光寺信仰の普及に大きな役割を果たし、数多くの名人落語家が演じた古典落語『お血脈』の題材になりました。

等順が東叡山寛永寺から善光寺に赴任した翌天明3年(1783年)、日本災害史上最大級の被害と言われる浅間山大噴火が起こり、約1,500人の尊い命が奪われました。

570人の村人のうち477人が亡くなった上野国鎌原村(現在の群馬県嬬恋村鎌原)に駆け付けた等順は、悲しみにくれる被災者を前に物資調達に奔走し、30日間一緒に念仏を唱え回向(供養)し、被災者一人につき白米五合と銭50文を計3000人に施しました。

そして、被災者にお守りとして融通念仏「血脈譜」を新たに作成して授与しました。数多くの名人落語家が演じた古典落語「お血脈」の由来です。

等順はいまも群馬で語り継がれている「浅間山噴火大和讃」の中で、被災者の夜毎の泣き声を止めた「東叡山の来迎の聖」として唄われており、鎌原観音堂には等順の顕彰碑が建立されております。

「お血脈」は評判を呼び、等順一代で約180万枚が授与され、民衆の間に善光寺信仰が広がることになりました。

[出典:https://daikanjin.jp/information/oketsumyaku/]

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