【落語チャンネル】ネット寄席

落語動画・音声まとめデータベース/世界に誇る日本の伝統芸能 落語ワールドをご堪能下さい

*

三遊亭圓生(六代目) 初音の鼓

      2014/10/15

Sponsored Link

あらすじ

さる殿様のお城に使える三太夫は、来る度に殿に胡散臭いものを売りつける古商人の吉兵衛のことが気に入らないでいる。
すると、そこへその吉兵衛が懲りずにやってきて、今度は「初音の鼓」という品を持ってきたという。

初音の鼓といえば、源九郎狐の親の雄狐雌狐の皮が張られており、源義経が静御前に与えたとされる本物であれば何百金にもなる由緒正しい品であるのだが、今までの例から考えても三太夫はどうも本物とは思いがたい。
そこで吉兵衛に聞いたところ、「正真正銘本物の…贋物でございます」と答え、これを本物だと思い込ませるために三太夫に一芝居打ってもらうよう頼み込む。

その内容というのは、初音の鼓には「『ポン』と一つ打つと、傍らにいるものに狐が乗り移り『コンッ』と鳴く」というものであり、もしやってくれるのであれば1回鳴くごとに1両さしあげることにすると三太夫は意外にも承諾する。

さて、そんなわけで殿のところへこれを持っていき、三太夫が一芝居打ったことで殿は本物だと確信し、100両で買うことを約束する。
だが、その前に吉兵衛が鼓を打って自分にも狐が乗り移るかやってみてくれと頼まれたため、吉兵衛は焦りを覚える。
ところがいざ吉兵衛が鼓を打ってみると殿が「コンッ」と鳴いたのである。

その後、何度打っても殿が鳴くため、この鼓は贋物だと思っていたが本物だったのかと感動すると同時に今までの自分の行いに恥ずかしさを覚える。
と、それはさておき肝心のお勘定をしてもらうと、殿からもらった包みには1両しか入っていない。

吉兵衛がお代は100両だと確認をすると、殿は

「よいのじゃ。余と三太夫の分の鳴き賃が差し引いてある」

Sponsored Link

 - 三遊亭圓生(六代目)

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

三遊亭圓生(六代目)怪談牡丹灯籠(栗橋宿・おみね殺し/関口屋強請)

栗橋宿・おみね殺し 関口屋強請(0:39:25~) [怪談牡丹燈籠]

三遊亭圓生(六代目)樟脳玉(しょうのうだま)

あらすじ お人良しで気が弱く、正直者で愛妻家の捻兵衛(ねじべえ)さんが、女房に先 …

三遊亭圓生(六代目) おさん茂兵衛

深川やぐら下は花柳界でも非常に勢いがあった。 そこから縮緬浴衣の揃いを深川仲町呉 …

三遊亭圓生(六代目) 長崎の赤飯(長崎の強飯ながさきのこわめし)

おいおい、よしなよ。 ふッ、莫迦なことを言ってやがる。 そんなことが出来るんなら …

三遊亭圓生(六代目)浮世床

浮世床(うきよどこ)は、落語の演目の一つ。元々は上方落語の演目で、現在では東京で …

■三遊亭圓生(六代目)品川心中
■三遊亭圓生(六代目) 雁風呂

水戸黄門様がわずか3人の供を連れて東海道を江戸から上ってきた。遠州掛川に着いた時 …

三遊亭圓生(六代目)汲みたて

稽古事の師匠は若い女性に限ります。 暑いさなか当然男連中のお弟子さんが付きます。 …

三遊亭圓生(六代目)夏の医者

「夏の医者」(なつのいしゃ)は、古典落語の演目の一つ。 原話は、明和2年(176 …

三遊亭圓生(六代目)掛取万歳(かけとりまんざい)

借金をかかえて困り果てた八五郎夫婦。「掛け取り」を追い払うために知恵をしぼった末 …