【落語チャンネル】ネット寄席

落語動画・音声まとめデータベース/世界に誇る日本の伝統芸能 落語ワールドをご堪能下さい

*

■柳家小さん(五代目) にらみ返し(睨み返し)

      2015/02/14

Sponsored Link

にらみ返し(にらみかえし)は、古典落語の演目の一つ。
原話は、安永6年(1777年)に出版された笑話本「春袋」の一編である「借金乞」。
主な演者として、5代目柳家小さんや3代目三遊亭遊三などがいる。

Sponsored Link

江戸期の小売店は掛売りが基本で、掛けは月末に清算する習慣だった。特に大晦日は一年の借金を清算する日。

だがたまったツケを清算するあてもなく、八五郎夫婦が頭を抱えていると、表で変な呼び声がする。

「借金取りを追い返してあげましょう!」

呼び込んでみると、不動明王のような恐ろしい顔をした大男。
「一時、一分の手間で借金取りを追い返します」

というので、早速なけなしのお金を渡して仕事をお願いした。
そうとは知らず、八五郎宅に借金取りがやってくる。

「御免…ん!?」

上がりがまちのところに、ものすごい大男が座り込んで煙草を吸っている。

「あっ、あの…お勘定…」

何を言っても、大男は目を剥いて煙草をふかしているばかり。堪らなくなり、とうとう借金取りは逃げ出してしまった。
その後も、入れ替わり立ち替わり借金取りがやってくるが、みんな男の迫力に恐れをなして退散。

「凄いですなぁ、実におみごと!」

八五郎が感心していると、何故か男が帰る準備を始めた。

「ちょっと待ってください。まだ手ごわい大物が残っているんです! あと二分だしますからもう少し…」

「そうしたいのですが、これから家へ帰って自分の分をにらみます」

Sponsored Link

 - 柳家小さん(五代目) ,

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

柳家小さん(五代目)碁泥(碁どろ)

碁泥(ごどろ)は、落語の演目の1つ。上方では「碁打盗人」と呼ぶ。 現在は主に東京 …

柳家小さん(五代目) 看板のピン
柳家小さん(五代目)へっつい幽霊

あらすじ 売ったへっついから幽霊が出ると言う噂に困った道具屋が、1両付けて熊五郎 …

柳家小さん(五代目)二人旅

解説 道中のなぞ掛け、都々逸を付けたのは四代目小さんの工夫で、上方の「野辺歌」の …

■柳家小さん(五代目)猫の災難

文無しの熊五郎。 朝湯から帰って一杯やりたいと思っても、先立つものがない。 のみ …

■柳家小さん(五代目) 湯屋番

道楽の末、勘当中の若だんな、出入りの大工・熊五郎宅の二階に居候の身。 お決まりで …

柳家小さん(五代目) 試し酒

試し酒(ためしざけ)は、落語の演目。 落語研究家の今村信雄(1894年-1959 …

柳家小さん(五代目) 浮世根問

浮世根問(うきよねどい)は古典落語の演目の一つ。元々は上方落語の演目である。原話 …

柳家小さん(五代目)花見小僧

あらすじ ある大店の一人娘、おせつは昨年から何度も見合いをしているが、何やかやと …

■柳家小さん(五代目)狸賽(たぬさい・たぬき)