【落語チャンネル】ネット寄席

落語動画・音声まとめデータベース/世界に誇る日本の伝統芸能 落語ワールドをご堪能下さい

*

立川志の輔 しじみ売り(蜆売り)

      2014/12/18

Sponsored Link

Sponsored Link

茅場町の魚屋和泉屋の親方次郎吉は裏では義賊のネズミ小僧。暮れの三っ日間博打で300両すっかり負けてしまった。雪の中、新橋汐留の船宿伊豆屋に船で送ってもらいたく立ち寄る。船頭と女将相手に雪見酒を飲んでいると、そこに十になったぐらいの素足にわらじ履きの小僧が「お~ぃ、しじみよ~」と売りにくる。
次郎吉は全部買い求め前の汐留川に放してやる。

 話を聞いてやると、母親と二十三になる患った姉さんがいる。姉はもと新橋の金春新道紀伊国屋の”小春”という売れっ子芸者であった。三田の紙問屋の若旦那”庄之助”といい仲になったが、通いすぎて庄之助は勘当された。小春が家に置いて面倒を見たが人気が無くなり、庄之助と姉は旅芸者になって箱根にいた。そのとき、庄之助がかけ碁ですってんてんに巻き上げられて、姉まで人質に取られるところ、隣の部屋から二十四、五の苦み走った男が現れ同じ江戸の者だからと掛け金100両を立て替え救い、ちょぼいちでいかさま師から金を奪い取り、50両を二人の路銀にと与える。その小判で宿の支払いをするが、金蔵やぶりの小判であったため、捕らえられ伝馬町に送られた。姉は心労が重なり病の床についたままになってしまった。そのため私がしじみを売っています。

 次郎吉はその男が自分であったことを悟り、小僧に5両の金を持たせ、姉さんに悪いことばかりは続かないと言い伝えよと言いふくめ、折りを持たせて返す。「お~ぃ、しじみよ~」と空荷で雪の中を行く小僧を見やりながら、情けがあだになったことを知り、子分を自首させて庄之助を牢から出した。勘当が許され小春と夫婦になって、小僧と母親を引き取り仲良く暮らした。
 天保義賊の内、ネズミ小僧次郎吉人情話、雪の朝のしじみ売りの一席でした。

Sponsored Link

 - 立川志の輔

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

  関連記事

sinosuke立川志の輔
立川志の輔 浜野矩随

Sponsored Link

sinosuke立川志の輔
立川志の輔 ガラガラ

Sponsored Link 客足の遠のいた地方の商店街。一発逆転を狙って実施し …

sinosuke立川志の輔
立川志の輔 五貫裁き

五貫裁き(ごかんさばき)は、落語の演目の一つ。 名奉行と言われた大岡忠相を重要な …

sinosuke立川志の輔
立川志の輔 猿後家

猿後家(さるごけ)は、落語の演目のひとつである。元々は上方落語の演目で、東京へは …

sinosuke立川志の輔
■立川志の輔 禁酒番屋

Sponsored Link あらすじ ある藩で、酒の上の刃傷沙汰が起きたという …

sinosuke立川志の輔
立川志の輔 三方一両損

Sponsored Link あらすじ 左官屋さんが、書き付けと印形と3両入った …

sinosuke立川志の輔
立川志の輔 新版 蜆売り(しじみ売り)

Sponsored Link

sinosuke立川志の輔
立川志の輔 蜘蛛駕籠(蜘蛛駕篭)くもかご

あらすじ 鈴が森で客待ちをしている駕籠屋の二人組。 ところが、昨日ここに流れてき …

sinosuke立川志の輔
立川志の輔 ハナコ

Sponsored Link 飛行機や新幹線で、日本全国を飛び回っている志の輔師 …

sinosuke立川志の輔
■立川志の輔 みどりの窓口

Sponsored Link 解説 この作品も清水義範先生の「みどりの窓口」をモ …