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■柳亭痴楽(四代目) 綴方狂室(つづりかたきょうしつ)

      2014/12/21

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御運び様で 厚く御礼を申し上げます。破壊された顔の所有者と自らを名乗っている、柳亭痴楽でございまして、「笑う門には、ラッキーカムカム」なんて事を申しますから、どうぞひとつ大いに
お笑い下さいます様に……

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●「痴楽綴り方教室(狂室) 恋の山手線」

上野をあとに池袋
走る電車は内回り
私は近頃外回り
彼女は綺麗なうウグイス芸者 (うぐいす(鶯谷))
ニッポリ笑ったあのエクボ (にっこり(日暮里))
タバタを売っても命懸け  (田畑(田端))
思うはあの子の事ばかり
我が胸の内コマゴメと  (こまごま(駒込))
愛のスガモへ伝えたい  (素顔(巣鴨))
オオツカなびっくり度胸を定め  (おっか(大塚))
彼女に会いにイケブクロ  (行きましょう(池袋))
行けば男がメジロ押し  (目白(目白))
そんな女は駄目だよと
タカタノババァや新大久保のおじさん達の意見でも  (高田の婆ぁ(高田馬場))
シンジク聞いてはいられません  (信じて(新宿))
ヨヨギになったら家を出て  (4時(代々木))
ハラジュク減ったとシブヤ顔  (腹が(原宿)) (渋い(渋谷))
彼女に会えればエビス顔  (恵比須(恵比寿))
親父が生きててメグロい内は  (目の黒(目黒))
私もいくらかゴウタンダ  (豪胆だ(五反田))
オオサキ真っ暗 恋の鳥  (お先(大崎))
彼女に贈るプレゼント
どんなシナガワ良いのやら  (品が(品川))
タマチィも宙に踊るよな  (魂(田町))
色良い返事をハママツチョウ  (待ちましょう(浜松町))
その事ばかりがシンバシで  (心配(新橋))
誰に悩みをユウラクチョウ  (言おうかな(有楽町))
思った私がすっトンキョウ  (頓狂(東京))
何だカンダの行き違い  (かんだ(神田))
彼女はとうにアキハバラ  (飽きちゃった(秋葉原))
ほんとにオカチな事ばかり  (おかし(御徒町))
ヤマテは消えゆく恋でした  (やがて(山手))
痴楽綴り方教室(狂室)

●「痴楽綴り方教室(狂室)」

十七 春が訪れて 十八 恋を知り染める
あの頃目覚めて そのまんま
未だに彼女も出来ないで 目覚めっぱなしで はや三十路
あ~ それだから それだから
向こう横町のお稲荷さんの 賽銭拾って願掛けました
我と来て 遊べや 彼氏のない乙女
願い叶って 恥ずかし嬉し 好き好き好きよ 痴楽さん
あなたじゃなけりゃ ならないの
てな事 まだまだ言わないけれど
僕と彼女は肩寄せ合って 仲良く観に行く映画館
ゴジラとモスラの2本立て
これ観た後なら 僕だって 二枚目気取りのいい男
月がとっても蒼いから 遠回りしてくたびれて
晴れて嬉しや 温泉マーク
僕のハートは燃えてきた ハート ポッポと燃えてきた
あ~ それなのにそれなのに
あの子 C調かまとと娘 お色気有りそで無さそうな
セクシームードのチラリズム
アモーレアモーレ言ってる癖に いざ本番の1分前
おやめになってと 駄々をこね 恋の入り口 とおせんぼ
お金の無い人 通しゃせぬ 行はよいよい 帰りは怖い
聖徳太子と泣き別れ オケラケラケラ ケセラセラ
痴楽綴り方教室(狂室)

●「痴楽綴り方教室(狂室) 青春日記」

東京娘のいうことにゃ さの言うことにゃ
柳亭痴楽は いい男
鶴田浩二や錦之助 あれより ぐ~んと いい男
痴楽とならばどこまでも
水平線の果てまでもと いとやせぬ とか夢に見て
しみじみ泣いた夜ばかり
私も人の子 おてもやん
ピーチクパーチク 喋れども
クルクル パーが仇となり
失恋ばかりで夢去りぬ
彼女が欲しいと来てみれば
ここはトルコの町外れ
男のもてるウシクダラ
二枚目気取りで歩いたら
右も左も女の子
ベッサメ ムーチョで アイ ラブ ユー
ほいきた長さん 待ってたと
ぐ~っと彼女を抱きしめりゃ
とたんにポロポロ籾(もみ)の殻
枕を抱いていたのです
痴楽綴り方教室(狂室)

●「痴楽綴り方教室(狂室) 笑道一代」

東京娘のいうことにゃ さの言うことにゃ
柳亭痴楽は いい男
鶴田浩二や錦之助 あれより ぐ~んと いい男
てなてなことを一度でも 言われてみたい 言わせたい
ああそれなのに この僕は
黒の紋付 扇子に袴
お札配りじゃあるまいし
1年365日 へらへら 笑っているのです
いっそ さらりと背広に着替え
今を流行りのセールスマン
隆(りゅう)と結んだ蝶ネクタイに
ふんわか香るポマード付けて 粋なセールスしてみたい
もしもし テレビはいかがです 予算がないからだめだわよ
そんならいっそ 洗濯機 たらいがあるからいらないわ
それでは奥さま 冷蔵庫 取っとく暇に食べちゃうわ
電気バリカンいかがです うちの親父はハゲ頭
こんなことだと最初から 判っていたなら
紋付袴 花婿姿と考えて
へらへらした方が 気が楽だ
恋に生きるも男なら 芸に生きるも男です とか何とか言いながら
気楽に べらべら喋りだす
芸道一途のこの姿
本当に痴楽な物語
痴楽綴り方教室(狂室)

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