【落語チャンネル】ネット寄席

落語動画・音声まとめデータベース/世界に誇る日本の伝統芸能 落語ワールドをご堪能下さい

*

柳家小三治(十代目) 棒鱈

      2014/03/27

Sponsored Link

棒鱈(ぼうだら)は、古典落語の演目のひとつ。
演題にもなった「棒鱈」とは、本来は食材の名称であるが(棒鱈の項を参照)、俗語で酔っぱらい、まぬけ、野暮天などを意味する。
噺の終盤に出てくる料理名にも「鱈」という字が入っている。
主な演者には8代目春風亭柳枝や10代目柳家小三治 、8代目橘家圓太郎などがいる。

あらすじ

熊五郎と寅吉が料亭で酒を飲んでいると、隣の座敷から騒がしい声が漏れてくる。隣室の客は訛りのきつい田舎侍で、芸者を大勢呼び、はしたなく騒いでいる。
酒癖の悪い熊五郎は次第に不機嫌になり、やがて隣へ苦情を言いに行こうとするが、温厚な寅吉に「無粋な真似はよせ」と厳しくたしなめられて思いとどまる。

しかし熊五郎は、田舎侍の顔を見てみたくなり、便所に立ったついでに隣室を覗こうとする。
襖を少しだけ開けて隙間から覗き込むつもりが、酔いのため体勢が崩れ、襖を押し倒して隣室の中に転がり込んでしまった。
熊五郎は非礼を詫びるが、馬鹿にするようなことを田舎侍に言われて逆上し、ついに喧嘩をはじめてしまう。

熊五郎と田舎侍の喧嘩を止めようと店の者が大勢駆けつける。
その中には料理人もいた。この料理人は「鱈もどき」という料理の仕上げに胡椒を振っていたところだったので、胡椒の瓶を手にしたまま部屋に来てしまい、喧嘩に割って入ったはずみに胡椒をまき散らしてしまう。

くしゃみや咳で喧嘩どころではなくなり、喧嘩は立ち消えとなった。
まき散らしたのが胡椒だけに、まさに「喧嘩に故障が入る」(=邪魔が入る)形となった。

Sponsored Link

 - 柳家小三治(十代目)

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

  関連記事

柳家小三治(十代目)kosanji
■柳家小三治(十代目) もぐら泥

あらすじ 大晦日だというのに、女房がむだ遣いしてしまい、やりくりに困っているだん …

柳家小三治(十代目)kosanji
柳家小三治(十代目) 不動坊火焔

もとは上方落語で三代目柳家小さんが東京落語に移植した作品。 「不動坊火焔」という …

柳家小三治(十代目)kosanji
柳家小三治(十代目)高砂や

かつては8代目春風亭柳枝や、6代目春風亭柳橋などが演じ、現在は10代目柳家小三治 …

柳家小三治(十代目)kosanji
■柳家小三治(十代目) うどん屋

あらすじ ある寒い夜、屋台の鍋焼きうどん屋が流していると、酔っぱらいが 「チンチ …

柳家小三治(十代目)kosanji
■柳家小三治(十代目) 蛙茶番(かわずちゃばん)

蛙茶番(かわずちゃばん)は、古典落語の演目の一つ。元々、『五段目』という長編落語 …

柳家小三治(十代目)kosanji
柳家小三治(十代目)道具屋

あらすじ 神田三河町の大家・杢兵衛の甥の与太郎。 三十六にもなるが頭は少し鯉のぼ …

柳家小三治(十代目)kosanji
■柳家小三治(十代目)金明竹(きんめいちく)

あらすじ 店番をしていた小僧が知らない人に傘を貸したので主が注意をする。 貸し傘 …

柳家小三治(十代目)kosanji
■柳家小三治(十代目)小言念仏【十八番!!】

小言念仏(こごとねんぶつ)は落語の噺の一つ。 上方落語では「世帯念仏」とも呼ばれ …

柳家小三治(十代目)kosanji
■柳家小三治(十代目) 出来心(花色木綿)

『出来心』(できごころ)は古典落語の演目の一つ。別名『花色木綿』、泥棒噺の一席に …

柳家小三治(十代目)kosanji
■柳家小三治(十代目)ろくろ首(ろくろっ首)

あらすじ 与太郎が二十六歳になり、嫁が欲しいと相談を受けた叔父さんは、お屋敷のお …