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古今亭志ん生(五代目) 氏子中(町内の若い衆)

      2014/06/09

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あらすじ

・氏子中(うじこじゅう)
ある日、商用で出かけた亭主が出先から帰宅すると、女房の腹が膨れている。
問い質すと女房は、日頃から子どもが欲しいと氏神の神田明神に毎日参ったゆえ授かったと、いけしゃあしゃあと話す。
亭主は女房の浮気を疑い、その相手を探そうと出産後、氏子連中を集めて胞衣(えな)を洗う。
そうすると胞衣に、「神田大明神」と現れたのも束の間、その傍には「氏子中」と文字が出る……
※胞衣=胎児をつつんでいる膜と胎盤

豆知識

胞衣を洗う習俗を示す言葉の一つに、「アライゴ」がある。
父が不詳で子どもが産まれた場合、誰が父であるかを見定めるために胞衣を洗い、そこに浮き出る「紋」を見るという習俗が近世期にあった。
胞衣を洗われた子どもは成長の後に、「アライゴ」(胞衣を洗って父が誰であるかを見定めた子)と呼ばれた。
『日本産育習俗資料集成』にも胞衣を洗って父の紋を見るという習俗が報告されており、また、各地に胞衣を洗うと子どもの前世がわかるという俗信が伝えられている。
胞衣を洗うことは、落語のネタとなるほど世俗の間で広く行われていた習俗だった。
現代のように遺伝子レベルで父親を確定することができない近世期、胞衣は子どもの出自を明らかにする役目を担っていた。
*出典:胞衣にみる産と育への配慮-近世産育所における子どもと母の関係
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/handle_kernel/81002634

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