【落語チャンネル】 ネット寄席

落語動画・音声まとめデータベース/世界に誇る日本の伝統芸能 落語ワールドをご堪能下さい

*

古今亭志ん朝 代脈

      2014/03/18

Sponsored Link

代脈(だいみゃく)は、古典落語の演目の一つ。
原話は、元禄10年(1697年)に出版された笑話本「露鹿懸合咄」の一編である「祝言前書」。
主な演者には、6代目 三遊亭圓生や3代目 古今亭志ん朝、3代目 桃月庵白酒、上方では6代目 笑福亭松鶴や3代目 笑福亭仁鶴などがいる。

あらすじ

江戸・中橋の古法家(漢方医)である尾台良玄は名医として知られていたが、弟子の銀南は、師に似つかわぬ愚者で色情者。

ある日のこと。
良玄が、病に伏せている蔵前の大店・伊勢屋のお嬢さまのもとに代脈に行くよう、銀南に命じた。
銀南は、代脈を材木と聞き違え「かついでまいりますか、しょってまいりますか」と、尋ねるほどの間抜けぶり。

良玄「この間のこと、お嬢さまはどういう具合かひどく下っ腹が堅くなっておった。しきりに腹をさすって、下腹をひとつグウと押すと、なにしろ年が十七で」

銀南「へえ」
良玄「プイとおならをなすった。お嬢さまがみるみるうちに顔が赤くなって恥ずかしそうだ。そこは医者のとんちだ。そばの母親に『陽気のかげんか年のせいで、この四、五日のぼせて、わしは耳が遠くなっていかんから、おっしゃることはなるたけ大きな声でいってくださいまし』と話しかけて、お嬢さまを安心させた。そんなことにならぬよう、下腹などさわるでないぞ」

良玄は十分に注意を与え、銀南を若先生ということにして、代脈に行かせた。
銀南は伊勢屋でしくじりを重ねたあげく、手、舌などを見る。
しまいには、お嬢さまの下腹を押してしまう。
「プイッ」
お嬢さまが、みるみる赤い顔に。
銀南は良玄をまねて「どうも年のせいか四、五日耳が遠くなって」と、やったはいいが、手代に
「大先生も二、三日前にお耳が遠いとおっしゃってましたが、若先生も……」
といわれ、銀南は
「いけないとも。ちっとも聞こえない。いまのおならさえ聞こえなかった」

Sponsored Link

 - 古今亭志ん朝

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

  関連記事

古今亭志ん朝sintyo
古今亭志ん朝 花色木綿(出来心)

あらすじ ドジな駆け出しの泥棒。 親分に、「てめえは素質がないから廃業した方がい …

古今亭志ん朝sintyo
古今亭志ん朝 茶金(はてなの茶碗)

あらすじ 江戸出身の油屋が、清水の茶店で、有名な道具屋の茶金さんが店の湯飲をまじ …

古今亭志ん朝sintyo
■古今亭志ん朝 大山詣り

あらすじ 現在、登山はスポーツやレジャーですが、当時は神信心で登っていた。講中が …

古今亭志ん朝sintyo
古今亭志ん朝(十八番)愛宕山

戦前、このネタを得意としたのが3代目三遊亭圓馬であった。 大阪出身で江戸で長らく …

古今亭志ん朝sintyo
古今亭志ん朝/今戸の狐

★聴き比べ⇒志ん生 今戸の狐 ⇒十代目馬生 今戸の狐 あらすじ 江戸の中橋に名人 …

古今亭志ん朝sintyo
古今亭志ん朝 駒長

あらすじ 借金で首が回らなくなった夫婦。 なかでも難物は、五十両という大金を借り …

古今亭志ん朝sintyo
古今亭志ん朝 品川心中

品川の遊郭を舞台にした噺である。前半では女郎と客の心中がテーマとなっているが、後 …

古今亭志ん朝sintyo
古今亭志ん朝 真田小僧

あらすじ 子どもが父親にまとわりついて小遣いをねだるがもらえない。それじゃ、お母 …

古今亭志ん朝sintyo
古今亭志ん朝 大工調べ

あらすじ 大工の与太郎は、住んでいる長屋の家賃を滞納していたために、大家から商売 …

古今亭志ん朝sintyo
古今亭志ん朝 化け物使い

あらすじ 本所に独居する、元・御家人の吉田の隠居は人使いが荒いので有名。 桂庵( …