【落語チャンネル】 ネット寄席

落語動画・音声まとめデータベース/世界に誇る日本の伝統芸能 落語ワールドをご堪能下さい

*

八九升(はっくしょう) 放送禁止落語

      2014/06/09

Sponsored Link

八九升(はっくしょう)は、古典落語の演目の一つ。
わかりやすい、典型的な滑稽噺であるが、今で言う聴力障害者を題材にしており侮蔑的用語が含まれるため、差別的であるとして現在では口演を忌避される噺である。(禁演落語)
6代目三遊亭圓生が前座に対し、いちばん始めに教える噺であった。
圓生の門下である三遊亭圓丈も、前座にはこの噺から教えることとしている。

あらすじ

隠居は耳が遠くなってしまって何も聞こえない。
女中が食事の用意が出来ました、と告げに行くが、隠居は女中のことが気に入らず、自分のことをバカにしたな、と勘違いして怒り出す。
理不尽に叱られた女中は困り、番頭に相談する。番頭は「やれやれ、私に任せておけ」と隠居のもとへ。
番頭、ニコニコしながら「やい、このつんぼじじい」などと隠居をけなす言葉を吐き続ける。
ところが隠居は何を言われているか聞こえないので、番頭の笑顔にだまされて気分が良くなり、あの女中とお前はえらい違いだ、と番頭を褒める始末。
その番頭はと言えば、始終隠居のことをボロカスに言っているだけなのである。
隠居は「あの火鉢、どこで買った」と質問。番頭は「めんどくせえなあ」などと笑顔で言いながら、帳面を横にして見せ「ああ、横丁で買ったのか」。
「米はあとどのくらい残っている?」という質問をされ、番頭はまたも笑顔でぼやきつつ、こよりを作って隠居の鼻にブスリ。
隠居おもわずくしゃみをし、「ハックション! …ああ、八、九升ってことか」。

Sponsored Link

 - 三遊亭圓丈(三代目), 三遊亭圓生(六代目), 川柳川柳 ,

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

  関連記事

no image
三遊亭圓生(六代目) 四宿の屁(四宿のおなら)

江戸時代、品川、新宿、千住、板橋の四つの岡場所(非公認の遊廓)を四宿といい、吉原 …

三遊亭圓生(六代目)ensyo
三遊亭圓生(六代目) 長崎の赤飯(長崎の強飯ながさきのこわめし)

おいおい、よしなよ。 ふッ、莫迦なことを言ってやがる。 そんなことが出来るんなら …

三遊亭圓生(六代目)ensyo
三遊亭圓生(六代目) 二階の間男(二階借り)

『二階借り』は、落語の演目。艶笑物。『茶漬間男』『二階の間男』という題のときもあ …

川柳川柳kawayanagisenryu
■川柳川柳 ガーコン

一般社団法人落語協会提供 プロフィール 川柳 川柳(かわやなぎ せんりゅう、19 …

三遊亭圓生(六代目)ensyo
三遊亭圓生(六代目)無学者論に負けず(やかん)

根問いもの。『やかん』別題 ぶっつけ落ち Sponsored Link 物知りだ …

三遊亭圓生(六代目)ensyo
三遊亭圓生(六代目)しの字嫌い

しの字嫌い(しのじぎらい)は古典落語の演目の一つ。上方落語ではしの字丁稚(しのじ …

三遊亭圓生(六代目)ensyo
■三遊亭圓生(六代目) 寝床

蜀山にも皮肉られたほど、明治・大正の頃大変素人義太夫が盛んになった。 定吉に命じ …

三遊亭圓生(六代目)ensyo
三遊亭圓生(六代目) 干物箱

あらすじ 銀之助は遊び好きの若だんな。外出を親父に禁止されている。 「湯へ行く」 …

三遊亭圓生(六代目)ensyo
三遊亭圓生(六代目) 能狂言

Sponsored Link 江戸で能狂言を見て気に入った田舎大名が、国元へ帰っ …

三遊亭圓生(六代目)ensyo
■三遊亭圓生(六代目) 後家殺し

おかみさんが居ないのが好都合だと言い、男が聞き始めた。 表の伊勢屋の後家と常吉は …