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桂米朝(三代目)二人癖(ににんぐせ・のめる)

   

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「一杯飲める」というのが口癖の男と「つまらん」というのが口癖の男。2人はお互いの癖を直しあおうと、口癖を言うたびに1円の罰金を払う約束をする。
「一杯飲める」男は「つまらん」男にどうにかして1円払わせようと、知恵を借りるべく甚兵衛はんの家へ。
甚兵衛はんは「田舎の親類から大根を百本もらったが、とても食べきれないので漬物にしようと思う。家中探したら二斗樽が1つ出てきたが、ここに大根百本が詰まるだろうか?」と聞いてみろと言う。二斗樽に百本の大根が詰まるわけがなく、「つまらん」男はきっと「つまらん(詰まらない)」と答えると言うのだ。意味は違えど口癖を言わせる絶好の案だと「一杯飲める」男は、早速「つまらん」男のところへ。しかし、相手の口癖を誘うつもりが、自分の方が「一杯飲める」と言わされてしまう。
悔しがった「一杯飲める」男は、再び甚兵衛はんに相談を持ちかける。甚兵衛はんは「つまらん」男が将棋好きだと聞いて、また妙案を思いつく。絶対に詰まらない詰め将棋を盤に用意しておき、「つまらん」男に考えさせようというのだ。今度も意味は違うものの、どうしても「つまらん」と言わせたい「一杯飲める」男はその案を実行。「つまらん」男は頭をひねるが、やはり将棋を詰めることができず「つまらん(詰まらない)」と言ってしまう。それを聞いた「一杯飲める」男は喜色満面。しかし、「つまらん」男から案を褒められ「倍の2円やるわ」と言われるや否や、うっかり「一杯飲めるわ」と口に出してしまう。これを聞いた「つまらん」男は、「(そっちも言ったから)それで差し引き(おあいこ)やがな」

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 - 桂米朝(三代目)

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