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桂米丸(四代目) 宝石病

      2014/06/07

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とある病院の診察室。ある日、ひとりの男が医者を訪ねて病院へやってきた。しかし、その男の身なりはというと、いかにもホームレスといういでたち。
医者が「どこが悪いんですか?」とその男の胸に聴診器を当てると、その聴診器が体の垢にズボズボと埋もれてしまう始末。
そして、医者の前で男が「ゲホゴホゲホ」と咳をした。すると、真珠のようなきれいで、まん丸な石を吐き出したではないか。
それを、医者が知り合いの宝石商に見せると、なんとその石は本当に真珠だったのだ。
しかも、咳をするたびに男が吐き出す石はダイヤ、エメラルドと変わっていくのである。
これは、大変だとテレビのニュースでもこの奇妙な病気の男を大々的に放送した。
その番組で男が宝石を吐き出す様子が放送されるやいなや巷も大騒ぎ。
しかも、レポーターが何を食べてどんな生活をしていたらそうなったのかと聞くと
「イワシの目玉とイモムシ、それに石を食べた。それが腹の中で真珠になったのかもしれない。」
「雨宿りする場所がない雨の日に藁を敷いて寝ているとおなかが痛くなってきた。それが、この病気の始まりだったのかもしれない。」
などと答えたもんだから、世の亭主は大変。
ベジタリアンだ、ヘルシー志向だ、などという風潮はどこへやら、世の女房は亭主に宝石を吐かせようと、食卓にはイワシの目玉の煮付けや、イモムシのサラダ、河原の砂利の盛り合わせ、などが並ぶようになり、夜はジメジメとした川辺で藁を敷いて寝るように言いきかせた…

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