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三遊亭圓生(六代目)四宿の屁(ししゅくのへ:四宿のおなら)

   

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江戸時代、品川、新宿、千住、板橋の四つの岡場所(非公認の遊廓)を四宿といい、吉原についでにぎわったわけだが、それぞれの女郎の特徴を、屁で表した小噺。

まず品川。
昼遊びで、女郎が同衾中に布団のすそを足で持ち上げ、スーッとすかし屁。

客が「寒い」と文句を言うと
「あそこの帆かけ舟をごらんなさいよ」
と、ごまかす。

そろそろ大丈夫と足を下ろすと、とたんにプーンとにおう。
「うーん、今のは肥舟か」

次は新宿。
これも、女郎が布団の中で一発。
ごまかそうと「今、地震じゃなかった?」

今度は千住。
女郎が客に酌をしようとしている時に、不慮の一発。

そばにいた若い衆が、自分が被ってやると、客は正直さに免じて祝儀をくれる。
女郎があわてて
「今のは私」

最後に板橋。
ここは田舎出の女が多く、粗野で乱暴。

客が女郎に「屁をしたな」と文句を言うと、女は居直って客の胸ぐらをつかみ
「屁をしたがどうした。もししゃばりやがったらタダはおかねえ」と、脅す。

仰天して
「言わないからご勘弁を」
「きっと言わねえな」と言うと

「それじゃ、もう一発。ブーッ」

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 - 三遊亭圓生(六代目)

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