★桂枝雀(二代目)スビバセンおじさん
2022/07/24
ショートショートで、おじさんへの質問とその答えでなる。
おじさんは雲を食べるというので味をきけば綿菓子から佐藤を抜いたような味。
年を聞くと五十とのことで、五十年も生きたのかと思うと、五十歳で生まれた後、三十年生きている。
おじさんが大きな穴を掘っているので聞くと、誰かがここに深い大きな穴があると言ったとのことで一生懸命探しているという。
日に一本ずつ煙突が増える工場、何の工場かと聞けば煙突の工場でないかとの答え。
時の流れから少し時を救った話。影法師を洗ったのではっきりしたがちょっと短くなった話。
虹を駆け上ることができるが、タイミングをはからないと途中で消えたときに危ないという話。
押し売りお断りの張り紙を見て、せっかく親切に売りに来たという。
壁に耳あり障子に目ありということわざをあげて、壁に耳があるのかと聞くと、大きな声で風邪の悪口を言っちゃいけないとの答え。
などなどなど。
音楽に乗せての朗読調。
脚本を読んでいる感じ。
淡々とした語りで妙にさめた感じで、これが星新一のショートショートを連想させる。
実験的な試みではあるが、やはり実験だ。
*出典:http://yunomi.seesaa.net/article/50083899.html
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