三遊亭圓馬(四代目)菅原息子
あらすじ
歌舞伎狂いの若旦那。『菅原伝授手習鑑』を観に今日もまた歌舞小屋通い。
小屋を出れば気分はすっかり千両役者。
知り合いの「ィヨッ!成駒屋!」との声に、気分をよくし祝儀をはずむ。
道端のワンちゃん相手にも芝居を始め、勝手わからぬワンちゃんから猛烈に吠え立てられると、「ふん、芝居心の分からぬ犬め」と毒づく始末。
家に帰ってもなお気分は千両役者。夕餉に『寺子屋の場』の再演がはじまる。
迷惑なのは女房。芝居口調で対応させられ、いつまでもだらだらと続く大根芝居に、なかなか食事の片付けが出来ない。
しまいにゃ、アッと驚くちゃぶ台返し!
一方、親父は歌舞伎が大嫌い。
息子の所業を見かねた親父、箒で息子を打ち据えようと構えた!
息子「親人、御免!」と台詞を吐いて親父を投げ飛ばす!
「女房喜べ、せがれが親父に勝ったわい」
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