【落語チャンネル】ネット寄席

落語動画・音声まとめデータベース/世界に誇る日本の伝統芸能 落語ワールドをご堪能下さい

*

古今亭志ん生(五代目)狸賽(たぬさい・たぬき)

   

Sponsored Link

あらすじ

あるバクチ打ちの男。
誰か夜中に訪ねてきたので開けてみると、何と子狸。
昼間、悪童たちにいじめられているのを男に助けられたので、その恩返しに来たのだという。
何でもお役に立つからしばらく置いてくれというので、家に入れて試してみると、何にでも化けられるので、なるほどこれは便利。

小僧に化けて家事一切をやってくれたり、葉書を札に化けさせて、米をかすり取ってきたり。
そこで男が思いついたのが今夜の「ご開帳」。
チョボイチだから、狸をサイコロに化けさせて持っていけば、自分の好きな目が出放題、というわけ。

さっそく訓練してみると、あまり転がすと目が回るなどと、頼りないが、何とか仕込んで、勇躍賭場へ。
強引に胴を取ると、男が張る目張る目がみんな大当たりで、たちまち男の前には札束の山。
ところが、やたら
「今度は一だ」
「三だよッ、三だ三だ三だ」
などと、いちいちしつこく指示を出すので、一同眉に唾をつけ始める。

儲けるだけ儲けて退散しようとすると、最後の勝負というので先に張られてしまい、てめえが変なことを言うとその通りの目が出るから、もう目を読むなと釘をさされる。

開いた目は五。
五と言えないので、
「うーん、今度は何だ、梅鉢だ。えー、まーるくなって、一つ真ん中になるだろ。加賀さまだ。加賀さまの紋が梅鉢で、梅鉢は天神さま。なッ。天神さまだよ、頼むぜッ」。

勝負ッ、と転がすと、狸が冠かぶって、笏(しゃく)持ってふんぞりかえってた。

 

Sponsored Link

 - 古今亭志ん生(五代目)

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

古今亭志ん生(五代目)鈴振り(鈴まら)

★聴き比べ→金原亭馬生 鈴ふり(すずふり)は、落語の演目の一つ。(鈴まらとも) …

古今亭志ん生(五代目)藁人形

あらすじ 神田龍閑町の糠屋の娘おくまは、ぐれて男と駆け落ちをし、上方に流れていっ …

古今亭志ん生(五代目) 五銭の遊び(白銅の女郎買い)

あらすじ 吉原は女郎の格がピンからキリまでありますが、お金さえあればどんなに楽し …

古今亭志ん生(五代目)干物箱

干物箱(ひものばこ)は古典落語の演目の一つ。 原話は、延享4年(1747年)に出 …

古今亭志ん生(五代目) おせつ徳三郎(刀屋)

お店のお嬢様のおせつと奉公人の徳三郎が恋仲に落ちた。それが明るみに出て、徳三郎は …

古今亭志ん生(五代目) 五目講釈

上方では「居候講釈」の演題が使われる。 志ん生は一時、三代目小金井蘆洲(小金井芦 …

★古今亭志ん生(五代目)たいこ腹(幇間腹・太鼓腹)

たいこ腹(たいこばら)は、古典落語の演目の一つ。 別題は『幇間腹』。原話は、安永 …

古今亭志ん生(五代目)親子酒

親子酒(おやこざけ)は、古典落語の演目の一つ。 原話は上方の初代露の五郎兵衛が宝 …

古今亭志ん生(五代目) 星野屋
古今亭志ん生(五代目)浅井の化け物娘(本所七不思議・置いてけ堀)

古今亭志ん生(五代目)浅井の化け物娘(本所七不思議・置いてけ堀) 別題:おいてけ …