【落語チャンネル】ネット寄席

落語動画・音声まとめデータベース/世界に誇る日本の伝統芸能 落語ワールドをご堪能下さい

*

★古今亭志ん生(五代目)狸賽(たぬさい・たぬき)

      2022/06/16

Sponsored Link

あらすじ

あるバクチ打ちの男。
誰か夜中に訪ねてきたので開けてみると、何と子狸。
昼間、悪童たちにいじめられているのを男に助けられたので、その恩返しに来たのだという。
何でもお役に立つからしばらく置いてくれというので、家に入れて試してみると、何にでも化けられるので、なるほどこれは便利。

小僧に化けて家事一切をやってくれたり、葉書を札に化けさせて、米をかすり取ってきたり。
そこで男が思いついたのが今夜の「ご開帳」。
チョボイチだから、狸をサイコロに化けさせて持っていけば、自分の好きな目が出放題、というわけ。

さっそく訓練してみると、あまり転がすと目が回るなどと、頼りないが、何とか仕込んで、勇躍賭場へ。
強引に胴を取ると、男が張る目張る目がみんな大当たりで、たちまち男の前には札束の山。
ところが、やたら
「今度は一だ」
「三だよッ、三だ三だ三だ」
などと、いちいちしつこく指示を出すので、一同眉に唾をつけ始める。

儲けるだけ儲けて退散しようとすると、最後の勝負というので先に張られてしまい、てめえが変なことを言うとその通りの目が出るから、もう目を読むなと釘をさされる。

開いた目は五。
五と言えないので、
「うーん、今度は何だ、梅鉢だ。えー、まーるくなって、一つ真ん中になるだろ。加賀さまだ。加賀さまの紋が梅鉢で、梅鉢は天神さま。なッ。天神さまだよ、頼むぜッ」。

勝負ッ、と転がすと、狸が冠かぶって、笏(しゃく)持ってふんぞりかえってた。

 

Sponsored Link

 - 古今亭志ん生(五代目)

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

古今亭志ん生(五代目)名人長二

(一)00:00:00 (二)00:27:58~ (三)00:55:28~ (四 …

★古今亭志ん生(五代目)穴どろ・佃祭・犬の災難

穴どろ(あなどろ)は古典落語の演目の一つ。 原話は、嘉永年間(1848年~185 …

古今亭志ん生(五代目)半分垢

あらすじ 江戸時代、江戸の力士が上方へ、あるいは上方の力士が江戸へ来て修行をする …

古今亭志ん生「で、この~酒の問題ですがねぇ・・・」

語り:小沢昭一 しのさんの踊りに馬生師匠が「お姫様だよ」、志ん生師匠がうれしそう …

古今亭志ん生(五代目)おせつ徳三郎(刀屋)

お店のお嬢様のおせつと奉公人の徳三郎が恋仲に落ちた。それが明るみに出て、徳三郎は …

■古今亭志ん生(五代目)風呂敷

風呂敷(ふろしき・ふるしき)は古典落語の演目の一つ。別題は『風呂敷間男』。 原話 …

★古今亭志ん生(五代目)羽衣の松

あらすじ 人というものは大変なもので、本当の美人は『顔の真ん中に鼻がある』と申し …

古今亭志ん生(五代目)うなぎ屋(鰻屋)
★古今亭志ん生(五代目)そば清(蛇含草)

別題:蕎麦の羽織/蕎麦の清兵衛 東京の3代目桂三木助が、『蛇含草』の登場人物と主 …

★古今亭志ん生(五代目)佃祭(つくだまつり)

佃祭(つくだまつり)は、落語の演目の一つ。 住吉神社の夏の祭礼で賑わう佃島を舞台 …