【落語チャンネル】ネット寄席

落語動画・音声まとめデータベース/世界に誇る日本の伝統芸能 落語ワールドをご堪能下さい

*

古今亭志ん朝/佃祭

   

Sponsored Link

神田お玉が池、小間物屋・次郎兵衛さんが佃島で開かれる、住吉神社の大祭、”佃祭り”の賑わいを見に行った。暮れ六つの”しまい船(最後の便)”に乗り込もうとする時、一人の女性に引き留められ、乗り損なって帰れなくなった。

彼女曰く
「3年前吾妻橋から身投げをしようとした時に、5両のお金を恵んでくれて助けてくれた。その人が旦那さんではありませんか?」
「その様なことが有りましたっけ」
「そうです。やっと見つけました」
「はっきりと思い出したが、帰ることが出来ませんよ」。
「家は漁師だから舟でお送りしますので、是非我が家へ」と招かれて落ち着く。

外がザワザワと騒がしくなるので、火事か喧嘩かと聞くと、しまい船が沈んで誰一人助かっていないと言う。
次郎兵衛さんは泳げないので九死に一生を得て、彼女に逆に感謝する。
亭主の漁師・金太郎が帰って来て、お互いに感謝をしあい、ヤキモチ焼きの奥さんの手前なにがなんでも帰りたい次郎兵衛さんに、救護が落ち着いたら、後で送るからと酒を勧めて歓待する。

次郎兵衛さんの家ではその情報を知って、手回し良く葬儀の準備万端整えて、執り行っている。
奥方は悲観にくれていると、金太郎に送られ戻ってきた次郎兵衛さん、彼と別れて家に着くと、葬儀の真っ最中。
お互いビックリしながら、無事だったことを祝ながら感謝する。経を上げていた住職が帰り際
「情けは人の為ならず」と説教、同席者みんなで納得しあう。

それを聞いていた、輪の中の与太郎さん、人間良いことをすると必ず良いことがある。
と、ガッ、ガガーンと頭の芯まで感じて、自分の財産を売り払い、五両の金を作って、身投げを捜す。
3日目にやっと見つけて喜んで止めにはいった。

「私は歯が痛いから涙ぐんでいた」
「だって、袖に石が入っているじゃないか」、
「これは戸隠さんに納める梨ですよ」。

Sponsored Link

 - 古今亭志ん朝

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

  関連記事

古今亭志ん朝sintyo
古今亭志ん朝 火焔太鼓

江戸時代から伝わる小さな噺を、明治末期に初代三遊亭遊三が少し膨らませて演じた。こ …

古今亭志ん朝sintyo
古今亭志ん朝 佐々木政談(池田大助)

あらすじ 嘉永年間のこと。 名奉行で知られた南町奉行・佐々木信濃守が、非番なので …

古今亭志ん朝sintyo
■古今亭志ん朝 付き馬

あらすじ ひやかしの客が見世を覗いているので、ぎゅうが一生懸命勧めるが、金が無い …

古今亭志ん朝sintyo
古今亭志ん朝 宿屋の富(高津の富)

宿屋の富(やどやのとみ)は古典落語の演目の一つ。上方落語では『高津の富(こうづの …

古今亭志ん朝sintyo
■古今亭志ん朝 引越しの夢(口入屋)

口入屋(くちいれや)は、上方落語の演目の一つ。東京でも「引越の夢」という題で演じ …

古今亭志ん朝sintyo
古今亭志ん朝/化け物使い

あらすじ 本所に独居する、元・御家人の吉田の隠居は人使いが荒いので有名。 桂庵( …

古今亭志ん朝sintyo
古今亭志ん朝 羽織の遊び

あらすじ 遊びに行きたい連中が集まったが、遊びにと言っても裏の公園にブランコ乗り …

古今亭志ん朝sintyo
古今亭志ん朝 茶金(はてなの茶碗)

あらすじ 江戸出身の油屋が、清水の茶店で、有名な道具屋の茶金さんが店の湯飲をまじ …

古今亭志ん朝sintyo
古今亭志ん朝/三年目

三年目(さんねんめ)は古典落語(江戸落語)の演目の一つ。 4代橘家圓喬(たちばな …

古今亭志ん朝sintyo
古今亭志ん朝 抜け雀

3代目 古今亭 志ん朝(ここんてい しんちょう、1938年3月10日 ̵ …