■柳家小さん(五代目)うどん屋
柳家小さん 十八番「うどん屋」。
まくらは、くずや、そば屋の小声で呼ばれたほうが儲けが多いときがあるという振りで、うどんなんか風邪でも引かないと江戸っ子は食べなかったという出だし。
本題は、生酔いの酔っ払いがうどん屋へのからみから始まる。
知り合いの娘さんの結婚式にお呼ばれした話をうどん屋に話す。
我慢して相手をしていたうどん屋だが、この酔っ払いは、うどんを食べずに好きなことを話して、温まって去っていく。
その後、大店の奉公人から小声で呼ばれ、うどんを注文され、大量の注文を期待するも、残念ながら小さな声で呼ばれたのは、風邪のせいだった。
「うどん屋さん、あんたも風邪ひいてんのかい?」
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