【落語チャンネル】ネット寄席

落語動画・音声まとめデータベース/世界に誇る日本の伝統芸能 落語ワールドをご堪能下さい

*

古今亭志ん生(五代目)鰻の幇間(うなぎのたいこ)

   

Sponsored Link

『鰻の幇間』(うなぎのたいこ)は、古典落語の演目の一つ。作者不詳の落とし話で、いわゆる幇間ものに分類される。

明治中期ごろから初代柳家小せん(盲の小せん)が得意にし、その後5代目古今亭志ん生・8代目三笑亭可楽・3代目春風亭柳好・6代目三遊亭圓生などが持ちネタとしていたが、何と言っても近年では8代目桂文楽の十八番として有名だった。サゲは間抜落ち。
上方落語では桂春之輔が改作し演じる。

あらすじ

夏の盛りの真っ昼間。野ダイコの一八は、知り合いの姐さんたちのところを回って食事にありつこうとするがみんな留守。
焦った彼は、通りかかった「どこかで見たような男」を取り巻いて、必死で昼飯にありつこうとする。
首尾よく(汚い)鰻屋に連れて行ってもらうが、この男、とんでもなくしたたかな性格で、のらりくらりと探りをかわし、一八を残して食い逃げする。

その上お土産を二人前(話によっては十人前)も持って帰っていたために、一八は全部自腹を切らされてしまう。
おまけに、芸人自慢の下駄までもっていかれていた。
(噺家によっては、ここまでは演らない。5代目の志ん生は演っていた)

概説

圓生の洒脱さや可楽の渋さも捨てがたく、好みの別れるところである。
文楽は悲喜劇として演じ、志ん生は喜劇として演じていると評された。
また柳好は、自身が幇間をしていた事もあり、自然体でもっとも幇間に近いと絶賛された。
一八を騙した男は一体、誰だったのか、ということがたまに問題にされる。

Sponsored Link

 - 古今亭志ん生(五代目)

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

■古今亭志ん生(五代目) 昭和39年(1964年) 74歳の映像

志ん生が74歳の時に紫綬褒章を受章した後、NHKのスタジオで「鰍沢」を演じた後の …

古今亭志ん生(五代目)もう半分

もう半分(もうはんぶん)は、落語の演目の一つで怪談話(三遊亭圓朝作 ) 別名「五 …

古今亭志ん生(五代目)化け物使い

あらすじ 本所の割り下水に住む元武家の吉田さんは人使いの荒い隠居で有名であった。 …

古今亭志ん生(五代目) 粟田口(あわだぐち)

刀屋の番頭・重三郎は、主人に止められていたのに酒に酔ってしまい、金森家の家宝であ …

古今亭志ん生(五代目)犬の災難

『猫の災難』という噺の猫を犬に替えたもの。 鯛ではなく、隣に届いた鶏を預かったと …

古今亭志ん生(五代目)祇園祭(祇園会)

『祇園会』(ぎおんえ)は古典落語の演目の一つ。 原話は、天保年間に出版された笑話 …

古今亭志ん生(五代目)千両みかん(千両蜜柑)

千両蜜柑(せんりょうみかん)は、古典落語の演目。 原話は、明和9年(1772年) …

古今亭志ん生(五代目)紀州

紀州(きしゅう)は古典落語の演目の一つ。 原話は、松浦静山が文政4年(1821年 …

古今亭志ん生(五代目) 鶴亀

あまり聴くことがない噺であるが、これは『御慶(ぎょけい)』という噺の前半部分を志 …

古今亭志ん生(五代目)はてなの茶碗(茶金)

昭和30年代の音源 ★冒頭で 師匠:四代目 橘家圓喬について、自身のエピソードも …