【落語チャンネル】ネット寄席

落語動画・音声まとめデータベース/世界に誇る日本の伝統芸能 落語ワールドをご堪能下さい

*

桂枝雀(二代目)うなぎや

   

Sponsored Link

あらすじ

新しく開業した鰻屋の主人が、上手に鰻を捌けないどころかつかむこともできずに四苦八苦している。それを聞いた若い者二人が「おっさん、鰻ようつかまえんと困ってるの肴に一杯飲んだろ」とやってくる。

「どの鰻にしまひょ」「そやなあ。あ。あの鰻でかくて油乗ってそうや。あれしてんか」「……あ、あれでっか。あれはあきまへん」「何でや」「さあ、店開いたときからいてよりまんねん。額に傷おまっしゃろ。あれ『光秀鰻』いうて、主人に害をなす……」「あほなこといいないな。浄瑠璃の『太功記十段目』みたいなこというとる」「どっちかやったらあこの、腹浮かべてよるのなんかどないだす。すぐに作れまっせ」「あほ言いやがれ、あれ死んでるやないか」

仕方なく主人は注文された通り、鰻を捕まえようとするがなかなかうまいこといかない。「……こないしまっしゃろ……ソオレ! ……あ、逃げた」「これ、逃がしたらあかんやないか」

主人は前に出る鰻を捕まえながら表に出てしまう。「だれぞ、下駄出してんか」「あれ! おやっさん、表出て行ったで」

そこへ帰ってきた女房「もし、うちの人はどこぞにいきました」「おやっさん。鰻つかんで表出てしもたで」「ええっ! またでっかいな! あの人この前もおんなじことして、堺から和歌山まで行ってしもたんだっせ」「そら、何するのや」

ようよう主人が鰻と格闘しながら帰ってくる。「おいおい。町内一回りしてきよったで。おやっさ~ん! こっちや! こっちや! ……あ、店の前行き過ぎよった……おやっさん。どこへ行くねん」「前回って、鰻に聞いてくれ」

Sponsored Link

 - 桂枝雀(二代目) , , ,

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

桂枝雀(二代目)ロボットしずかちゃん

  『ロボットしずかちゃん』は小佐田定雄が1985年に作った新作落語。主に2代目 …

桂枝雀(二代目)馬の消えた日(干支落語シリーズ1990庚午)

■桂枝雀 馬の消えた日 原作:小佐田定雄 「干支落語シリーズ1990」 午年が明 …

■桂枝雀(二代目)代書屋

    あらすじ 色街の箱屋に応募するので、履暦書の代書を頼みに来た男。長男かと …

桂枝雀(二代目)猫

あらすじ わたしは猫です。 名前を五郎といい、っちゅうか、今の飼い主の付けた名が …

■桂枝雀(二代目)質屋蔵

質屋蔵は古典落語の一つ。元々は上方落語の演目で、東京に移入された時期は不明。 三 …

■桂枝雀(二代目)鴻池の犬

  鴻池の犬(こうのいけのいぬ)は上方落語の演目の一つ。 あらすじ 商家の軒先に …

桂枝雀(二代目)はてなの茶碗(茶金)

はてなの茶碗(はてなのちゃわん)は、上方落語の演目の一つ。東京では「茶金」の名で …

■桂枝雀(二代目)茶漬えんま

  え~、一席聞ぃていただきますが「茶漬けえんま」といぅお噺で、新作なんです。今 …

■桂枝雀(二代目)愛宕山

『愛宕山』(あたごやま)は、古典落語の演目。上方落語の演目の一つである。 春山の …

■桂枝雀(二代目)仔猫

あらすじ おなべという女子衆(下女)が勤めにやってくる。器量は良くないのだが働き …